介護脱毛を受けたい人2.3倍に急増!
2019年8月8日(木)、リゼクリニックが40~50歳の女性167名を対象に介護脱毛に関するアンケートを実施しました。
その結果、2017年1月に【40~50代の女性330名を対象に「老後・介護に関するアンケート調査」に比べて介護脱毛を受けたいと考える女性が2.3倍に急増していることが分かりました。
2017年頃から『介護脱毛』というキーワードが急増してきましたが、それまで脱毛と言えば、20代、30代が中心の『キレイになるための脱毛』がメインでした。
ところが今は、40代以上の女性を中心に将来、年老いた時に介護されることを見越して介護脱毛を済ませておこうという女性の割合が急増しています。
そもそも介護脱毛とは?
介護される立場になった際に、介護者(看護師、介護福祉士、ヘルパー、家族)などのストレスを軽減する目的で行う脱毛のことで主に、VIOなどの脱毛などのことを指す。
介護する立場になると分かりますが、介護の仕事は間違いなく3Kの重労働です。
3K・・「きつい (Kitsui) 」「汚い (Kitanai) 」「危険 (Kiken) 」
まず、年老いて体の不自由な人の姿勢を動かす必要があるので、全身を使う分、体力が必要です。
さらに、排泄物や汚物の処理も絶対に欠かせません。
ハッキリ言って汚れやすく、臭いもありますが、おろそかにすると感染症の危険もあるので丁寧にしっかりと行わないといけません。
しかも、介護する人がぎっくり腰や手首、足首の捻挫などはよくあります。
さらに、介護される側は体の自由がきかないので万が一のことがあると大怪我をする危険もあります。
このように介護は本当に大変な重労働です。
このなかで、少しでも労力を軽減できるのが『汚い』です。
排泄物や汚物の処理の臭いや手間がが減ると大きくストレスは軽減します。
そのために介護脱毛がめちゃくちゃ大切になります。
介護脱毛ってどこを脱毛するの?
介護脱毛で実際に行う脱毛部位は、『VIO』のデリケートゾーン全般を指しますが、この中でも特に肛門周りの『Oライン』の脱毛のことです。
汚い話ですみませんが、肛門周りに毛が残っていると排泄物をしたときに毛に付着します。
そのため、丁寧に拭き取る必要がありますが、この作業が臭いもキツイ上に時間もかかるので若い人にはとても大きな負担になります。
では、そんな介護脱毛について、さらに深くメリットを紹介し、その後にデメリットもあわせて紹介したいと思います。
介護脱毛を行う3つのメリット
介護者の清拭(せいしき)が楽になって負担を大きく軽減できる
さっきも書きましたが、介護してくれる人の清拭がめっちゃ楽になるんです。
でも、介護する人はそれが仕事なんだから、介護されるこっちがそんなに気を使わなくていいんじゃない?
そういう意見もあるかもしれません。
でもね。
あなた自身が介護してくれる人の立場になって考えてみてください。
あなたの体を動かすのにクタクタに疲れて、ケガをさせないように神経をすり減らしたところで排泄物後の清拭ですよ。
局部のアンダーヘアに排泄物がくっついてなかなか取れないときでも、女神様のように笑顔を絶やさず清潔に保てるようにしっかり丁寧に処理できますか??
人間なんだから絶対に心のどこかで『早く終わりたい』『臭いよ~』という気持ちは起こります。
すると、早く終わらせようと思うと無意識のうちに手を抜いてしまったり、雑になってしまうことはありえます。
その結果、かぶれて炎症を起こしたり細菌性の感染症にかかってしまうのはあなた自身なんです。
だから、介護者の気持ちに立って介護脱毛をするのは、将来、介護されるあなた自身のためでもあるんです。
デリケートゾーンを清潔に保って健康に保つことができる
介護される年齢になると失禁を防ぐために『おむつ』をすることになります。
最初は誰でも嫌がります。
でも、何度もズボンや布団を汚していると自分でもおむつをはかないといけないと気づきます。
そのおむつですが、赤ちゃんを想像してください。
赤ちゃん用のおむつは通気性にすぐれています。
しかも赤ちゃんは陰毛がまったく生えていないツルツルです。
でも、おしっこやウンチでかぶれますよね。
デリケートゾーンにしっかり毛が生えている大人は、子供以上に雑菌が繁殖しやすくかぶれやすくなります。
しかも体力が落ちているので感染症にもかかりやすくなります。
命の危険にもなりますよ。。
だから、介護脱毛をやって陰毛を無くしておけば、かぶれや感染症のリスクも下げられると考えられます。
陰部の清拭のたびにアンダーヘアの自己処理の手間が省ける
年老いてからアンダーヘアを自分で処理するのはほとんど無理だと思ってください。
そもそも介護が必要になるほど体力も知力も視力も落ちてくると陰部に刃物を当てて剃るなんて危険すぎます。
陰部は粘膜に近い部分も多いので傷つけると化膿して雑菌が入ると一気に悪化してしまいます。
さらに『Oライン』は若い人でも手が届かない部位です。
家族など身内にやってもらうのも恥ずかしくてできませんよね。
だから、介護が必要になる前に介護脱毛をやっておくべきなんです。
介護脱毛の3つのデメリット
VIOの脱毛なので痛みがある
介護脱毛とはずばり、『VIO脱毛』のことです。
必然的に、『痛い』です。
VIO脱毛が痛い理由は、粘膜に近く皮膚が薄いため、脱毛レーザーが奥深くまで届きやすいためです。
特に、介護脱毛では『Oライン』と『Iライン』のように粘膜が薄い部分の脱毛が大切になりますのでより痛みがきついです。
ただ、医療脱毛クリニックでは、そういった『介護脱毛の痛み』については熟知しています。
だから、痛みを軽減する方法もよく分かっていますので安心してください。
詳しくはこのページの最後の『介護脱毛を受けるなら脱毛サロンよりも脱毛クリニックがおすすめ』で説明しますが、ポイントは、痛みの無い『蓄熱式脱毛』を選ぶこと、麻酔クリームを使うことの2点です。
永久脱毛すると毛が生えにくくなる
当然ですが、医療脱毛クリニックで介護脱毛を受けると、毛が生えにくくなります。
だから、介護脱毛でハイジニーナ(パイパン)のようにツルツルにするともう一度、毛を伸ばしたいと思ってもなかなかはえにくくなります。
生えにくく??生えないんじゃないの?
これは誤解があるのでハッキリ言わないといけませんが、本当の意味で永久に毛が生えなくなる『永久脱毛』ができるのは『電気針』で脱毛を行う『絶縁針脱毛』だけです。
今の日本の脱毛クリニックで行われている主流の脱毛である『医療脱毛』とは『レーザー脱毛』のことです。
レーザー脱毛では、毛を二度と生えなくすることはできません。
それは、日本の厚生労働省に該当するアメリカのFDA(米国食品医薬品局)でも明言されています。
Food and Drug Administration considers electrolysis a permanent hair removal method because it has the best overall results. This means electrolysis can get rid of hair for long periods of time or even a lifetime. Electrolysis is the only method the FDA and the American Medical Association approve as permanent.
引用:https://www.byrdie.com/permanent-hair-removal-is-it-possible-1716885
米国食品医薬品局は、電気針による脱毛は全体的な結果が最良であるため、永久的な脱毛方法であると考えています。これは、電気針による脱毛が長期間または一生の間、髪を取り除くことができることを意味します。電気分解は、FDAと米国医師会が永久的なものとして承認する唯一の方法です。
ただし実際は、女性はもともと男性に比べて毛が薄いので医療脱毛でしっかりと脱毛処理すれば、生えてきてる感じがしないという女性はたくさんいます。
それに、『デリケートゾーンの陰毛の処理を忘れて温泉に来ちゃってはずかしい!!』という女性の意見はたくさん聞きますが、『デリケートゾーンの毛が無くなって困った』という女性にあったことがありません(笑)
だから、心配する必要もないと思われます。
白髪になると脱毛ができない
これも意外と知られていませんが、脱毛クリニックの『レーザー脱毛』や脱毛サロンの『エステ脱毛』のように皮膚の上からレーザーや光を当てる脱毛方式では、白髪には効果がありません。
これは、『熱破壊式』と言われる毛根を破壊する方法であっても、『蓄熱式』と言われる発毛の指令を出すバルジ領域(毛包)を破壊する方法であっても同じです。
そのため、毛に色のある若いうちに脱毛しないと介護脱毛もできなくなります。
ただし、実は白髪でも脱毛できる方法がたった1つだけあります。
それが、『電気針』による脱毛です。
でも、電気針の脱毛は絶対におすすめしません!
理由は単純です。
激痛だからです。
1本1本、毛が生えているところに針を刺して、毛根に電気を流して焼きつぶすので痛みは強烈です。
レーザー脱毛の比ではありません。
しかも、医者のスキルによって、効果やリスクも変わってくるのでどこでも同じとはいきません。
だから、白髪になる前に介護脱毛を行っておくことが絶対におすすめです。
介護脱毛についての男性の意見
パイパン(無毛)を好む男性は女性の2.3倍!アンダーヘアのお手入れをしてほしいと考える男性は49.4%!
引用:https://w.grapps.me/beauty/20170623-15/
意外と思われるかもしれませんが、VIOをキレイに整えるのは男性ウケがめちゃくちゃいいという結果が出ています。
逆三角形のように少し毛を残したいという女性が49.7%いますが、逆にハイジニーナ(つるつるの無毛)を望む男性の割合が24%と女性10.7%の2.3%倍います。
今の男性は陰毛をきれいに処理するだけでなく、なるべく女性はアンダーヘアが無いほうが良いと考えている傾向がわかります。
その理由は男性自身の美意識の変化だと思います。
20代男性の脱毛が急増中!
一昔前は男性が脱毛なんて気持ち悪いという意見が大半でした。
ところが、若い層の脱毛利用率は増加しています。
特に20代の脱毛利用率は2015年と比べても2018年は3.2倍にも増加しています。
30代でも2.1倍と倍増です。
それだけ、デリケートゾーンにある毛に対するマイナスイメージが強くなっているんですね。
アンダーヘアの手入れをしてほしい男性の割合は49.4%
女性にアンダーヘアの手入れをしてほしいと考えている男性は、ほぼ半数です。
実際に、アンダーヘアの手入れは、夜の生活だけでの問題ではありません。
夏ならプールに行ったり、冬でも温泉に行ったりするとどうしても目に付きます。
そういうときにキレイに整えていてほしいと考えるのは自然ですね。
介護脱毛を受けるなら脱毛サロンよりも脱毛クリニックがおすすめ
介護脱毛に興味を持ったとしても価格につられて脱毛サロンを選ぶのはおすすめできません。
特にVIOのようなデリケートゾーンの介護脱毛は脱毛クリニックがおすすめです。
脱毛の効果が圧倒的にサロンよりもクリニックの方が良い!
理由の1番は、圧倒的に脱毛クリニックの方が効果が良いからです。
脱毛サロンは痛い割りに効果が無いということがよくあります。
それは当然です。
脱毛クリニックとサロンでは脱毛マシンの出力パワーが全然違います。
デリケートゾーンのアンダーヘアは毛根が男性のヒゲぐらい深い位置にあります。
そのため、サロンの光脱毛だと最大限のパワーをだしても毛根にダメージを与えられないことがよくあります。
そのため、痛い思いをしたのに全然効果が無い脱毛サロンを選ぶと時間とお金のムダだけでなく、痛みにこらえたのもムダになります。
介護脱毛はVラインよりも火傷しやすいIライン、O(肛門回り)など粘膜のデリケートな部位がだから!
脱毛のトラブルは自分に無関係だと考えていませんか?
想像する以上に脱毛のトラブルは多いんですよ。
万が一のやけどなどのトラブルがあってもクリニックなら対処できますが、脱毛サロンだと薬を処方できず、冷やして保湿剤を塗って、医者を紹介するぐらいしかできません。
でも医者がいればその場ですぐに適切な処置ができます。
実際に、脱毛サロンでやけどのトラブルに巻き込まれた事例を紹介します。
肛門周りをやけど
国民生活センターに寄せられた30代女性の体験談によると、デリケートゾーンの光脱毛で店員が肛門周りに光を照射させたところ、激痛が走ったといいます。痛みを訴えたものの、店員からは「痛いほうが効果がある」と言われ、そのまま施術を続けたとか。しかし、あとで鏡で確認したら、肛門の上あたりがやけどになっていて、皮膚がズルむけの状態に! 病院では「完治には1年以上かかることもある」と言われたそうです。
引用:トラブル続出!?実際にあったエステ脱毛のトンデモ体験談
シェーバーで陰部に傷
エステでデリケートゾーンを施術した後、陰部にかさぶたがあることに気づいたというケースも。皮膚科医の診断によれば、シェーバーで下処理をしたときの施術ミスが原因ではないかとのこと。
引用:トラブル続出!?実際にあったエステ脱毛のトンデモ体験談
脱毛クリニックだとしっかり脱毛できるので何年も通う必要がなく結果的に安く済む!
脱毛サロンの光はパワーが小さいので効果が無いと書きました。
でも、人によっては効果を感じる人もいます。
それは、毛根の深さにも個人差があるからです。
しかし!!
脱毛サロンでVIOをキレイに介護脱毛しようとすると、3年以上で18回以上通う必要があります。
逆に脱毛クリニックだと1年で5回ぐらいの脱毛で完了することもある圧倒的なスピード感なんです。
脱毛サロンの方が結果的に料金が高くなる
脱毛サロンは18回通っても『毛根にダメージを与える』だけです。
でも、脱毛クリニックでは『毛根を破壊』します。
この違いは『料金』に出てきます。
レジーナクリニックで介護脱毛(VIO脱毛)を受けた場合5回セットで84,000円
ミュゼプラチナムで介護脱毛(VIO脱毛)を受けた場合6回セットで45,000円
でも、レジーナクリニックは、5回84,000円で終わることが多いのに対して、ミュゼの場合は数年おきに何度も受けなおす必要があります。
そのため、10年スパンで考えると脱毛クリニックの方がサロンに比べてお得になります。
きれいになくなる脱毛はクリニック選び方5つのポイント!
でも脱毛クリニックだからといって、どこも同じと言うわけではありません。
むしろ、クリニックの選び方がとっても大切なポイントになります。
良い脱毛クリニックの特徴1:片手間で脱毛をやっていない脱毛専門のクリニック
日本の医師なら誰でも脱毛クリニックを開業できます。
そのため、皮膚科が片手間で脱毛クリニックをやっていることがたまにあります。
そういった片手間で脱毛をやってる医師はスキルも経験もあまりないので、やけどやトラブルの元になります。
できるかぎり脱毛専門のクリニックを選びましょう。色
ただ、湘南美容外科や品川美容クリニックのように美容医療に特化している脱毛クリニックならOKです。
良い脱毛クリニックの特徴2:生理がきてもキャンセル代を取らないクリニック
女性は閉経まで生理は定期的に来ます。
生理不順でなくても急に生理が来ることはありますが、そんな時、VIOの脱毛は受けられません。
そこまではOKなのですが、キャンセル料がかかるクリニックだとムダにお金を払う羽目になります。
だから、キャンセル料がかからないクリニックを選びましょう。色
良い脱毛クリニックの特徴3:初診料、再診料、薬代が無料のクリニック
脱毛でトラブルが起きた時にすぐ診察して薬を処方してもらえるなど、適切な対処をしてもらえるのが脱毛クリニックを選ぶ大きな理由の1つなのに、そこでお金を取られるとクリニックを選ぶ意味が半減します。
そのため、最低でも初診料、再診料、薬代が無料のクリニックを選びましょう。
良い脱毛クリニックの特徴4:予約の空き状況を具体的に教えてくれるクリニック
予約の空き状況を明確に教えてくれず、ぼかしてくるクリニックは強引に契約を取ってその後は放置するクリニックの可能性が大です。
見抜き方は単純で契約前に『何曜日』『何時』『何席分』が空いているのか具体的に聞きましょう。
良い脱毛クリニックの特徴5:蓄熱式の脱毛マシンを置いているクリニック
通常の熱破壊式でも麻酔が無料だと気にする必要はありません。
ただ、理想は蓄熱式の脱毛マシンを置いているクリニックを選ぶことです。
毛根を破壊する熱破壊式だと高温になりますので痛みはでますが、バルジ領域を破壊する熱破壊式は60度前後なので温かいぐらいですみます。
痛みに敏感な女性は蓄熱式の脱毛マシンを置いているクリニックを選びましょう。
介護脱毛を受けるなら理想は30代、遅くとも40-50代までがおすすめ
介護脱毛について長く説明してきましたが、いかがですか?
介護というとまだ先のことと考えがちですが、脱毛は白髪が増えると効果が出なくなります。
そのため、できれば毛が黒々としている間に受けてしまうことをおすすめします。
だから、30代ぐらいが理想です。
遅くとも40-50代までに受けましょう。
介護脱毛を恥ずかしいと考える女性もいますが、アンダーヘアにへばりついてた排泄物を清拭(せいしき)してもらう方がずっと恥ずかしいし、介護者にも負担です。
いずれは誰もが通る道です。
介護してくれる人のことを考え、自分の健康のためにもなるべく早いうちに介護脱毛を受けてしまいましょう。