最近、全然運動できてないし、お腹周りにぜい肉が付いてきちゃってるんだけど、ホットヨガってどうなんだろ?
女の人がやってるイメージだけどダイエットに効果あるのかな?
1日2回ぐらいホットヨガに通うのを続ければ早く痩せられるかな?
ホットヨガは女性の間では人気ですが、どちらかというと男性は少数です。
でも、筋トレと違って身体への負担が少ないので、デスクワークが長く、体力のない人でも気軽に始めれるて、健康にも良いので男性の受講生さんはずっと増え続けています。
ホットヨガは通いだすとたっぷり汗をかいてリフレッシュできて、爽快感がハンパなく大きいので、
1日2回ぐらいホットヨガをやってみようかな♪
と考えて実際に連続して受講している人もいます。
でも、実はホットヨガに関しては1日2回受ける時は『気軽に受けてください』とは言えません。
無理すると身体を悪くしてしまうことにもなるからです。
そこで、今回はホットヨガを1日2回受ける時のコツ、注意点、効果などについて紹介します。
ホットヨガを1日2回受け続けた時に起きやすい症状
熱中症のような頭痛
便が硬くなり便秘になりやすい
強い疲労感
熱中症のような頭痛
ホットヨガは滝のように汗が出ると言われますが、決して誇張ではありません。
本当に滝のように汗が出ます。
38-40℃の暑いスタジオ内で50-60分も体を動かすのですから当然です。
そうなると体内の水分が一気に減少します。
その結果、熱中症からくる脱水症状を引き起こします。
熱中症を引き起こす要因として
- 気温が高い
- 湿度が高い
- 風が弱い
- 閉め切った屋内
- 激しい筋肉運動や慣れない運動
などが挙げられています。
熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。
「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。
「からだ」の要因は、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。
その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。
参考:環境省 熱中症予防情報サイト
ホットヨガはほぼ全ての要素を満たしていますので、汗をかくのが気持ち良いからと無理をしてはいけません。
だからLAVA(ラバ)、Caldo(カルド)などのホットヨガスタジオでは必ずレッスン中に水分補給の時間があります。
便が硬くなり便秘になりやすい
体温が上昇すると体を冷まそうと脳は汗を出す指令を出します。
汗として出て行く水分は、体内の水分です。
体内に取り入れた水分が吸収されるのは大腸です。
つまり、口から飲んだ水分が大腸から体内から吸収され、必要な分量を体内に残して残りは汗や尿として排出されます。
暑い中でホットヨガをすると、脳は体を冷まそうと滝のように汗を出しますので、水分補給は絶対に必須なんです。
ところが、ここで1つ問題があります。
のどが渇いた状態というのは、既に脱水が始まっていると言われているため、こまめに水分補給をする必要があります。1回の水分摂取で胃が吸収できる量は200~250mlと言われているので、のどが渇いたからといってガブガブ飲んでも上手く吸収できません。
引用:夏場の上手な水分補給と注意点
簡単に言えば、体は水分を吸収しようと必死で大腸から水分を吸い上げますが、水をたくさん飲んでも吸収されるずに尿として排出されてしまうんです。
結果的に大便がカラカラの固い便になってしまって便秘の原因にもなります。
強い疲労感で起きれない
一定の運動量だと気持ちよくても汗を大量にかく運動を2時間続けて行うと、めちゃくちゃ大きな反動があります。
たいていそれは翌日の朝に来ます。
1日2回もホットヨガのレッスンを受けると、ぐっすり眠れる実感がありますが、それは体が極度の疲労状態だからです。
翌朝までに疲れが回復できるレベルの疲労なら問題ないですが、運動に慣れていない人が1日2回もホットヨガを受けると間違いなく翌朝は起きれません。
だから、ホットヨガが気持ちよくてクセになるからと言って、初心者が気軽に1日2回受けるのはオススメしません。
半年以上はホットヨガを続けることができたら1日2回受けてみましょう。
ホットヨガインストラクターもよく自律神経を崩している事実
ホットヨガインストラクターの中には1日に連続して3本、4本とレッスンを担当している人もいます。
なんであんなに連続してレッスンを続けてできるんだろ?
やっぱりプロは体力が違うんだな。
と思ってるかもしれません。
でも真実を言えば、たくさんレッスンを担当しているホットヨガインストラクターは翌年、消えてることがよくあります。
つまり、体調を崩してるんです。
高温の中で3時間も4時間も激しく体を動かして耐えられる人なんていません。
それはホットヨガインストラクターも同じです。
最近、あまりあのインストラクターを見かけないな~。
辞めたのかな?
そういう時は、たいていは自律神経が狂って体調を崩して休んでます。
1~2年で戻ってくる人もいれば、そのまま本当に辞めてしまう人もいます。
それだけ連続してホットヨガを受けるのは体に負担をかけてるんです。
ホットヨガを健康的に1日2回受けるコツ
運動量は大きい→小さいの順で受ける
ホットヨガはプログラムによって体への負担の大きさが違い、運動量の数字で表現されています。
赤のハートが1~5の5段階あり、数字が大きくなるほど体への負担が大きくなっています。
レッスンを受ける時は、運動量が大きいプログラムを先に受け、次に運動量が小さいプログラムを受けるようにしましょう。
運動量の大きなプログラムを連続して受ける
運動量が小さい→大きいの順で受ける
運動量が大きなプログラムを連続して受けると汗の量が多くなるばかりか、筋肉への負担も過度に大きくなります。
ホットヨガの良さは、運動に慣れていない人、筋肉量の少ない人でもできるスポーツという点にあるのに、筋肉に過度の負担をかけると筋肉だけでなく腱や筋を痛めてしまうことにもなります。
だから、ホットヨガのレッスンを1日2回、連続して受けたいなら半年以上、できれば1年以上継続できた後にしましょう。
朝と夕方など時間差をつける
1日2回のホットヨガを受けたい場合の理想の受け方は仕事前の朝と仕事後の夕方がベストです。
この場合だと運動量の大きなプログラムを受けても大丈夫です。
ただし、朝起きてすぐに運動量の大きなプログラムを受けるとケガの元になりますし、何より朝から疲労全開になってしまう可能性もあります。
だから、やはりオススメは次のとおりです。
朝:運動量の小さいプログラム
夕:運動量の大きなプログラム
これなら、朝はスッキリと元気になって仕事に集中でき、夕方は1日の疲れをしっかりリフレッシュできます。
ホットヨガを1日2回受けても良い人
1年以上ホットヨガを続けているベテラン
これからホットヨガを始める初心者はまずは2~3日に1回から始めましょう。
やる気とモチベーションが高くとも、最初に飛ばしすぎると疲労感が積もって3ヶ月も続かなくなります。
早くダイエットしたいからと1日2回、ホットヨガを受けてみても続きません。
まずはホットヨガに慣れることが大切です。
特に運動から離れていて体がなまっている初心者は無理しないことです。
短期的に無理するよりも、継続することを念頭におきましょう。
そのため、まずは運動量が2.5以下のプログラムから始めましょう。
運動量:1.5
リンパリフレッシュヨガ
リンパリラックスヨガ
リラックスヨガ
デトックスヨガ
運動量:2
ヨガベーシック
ヨガビギナー
やさしいパワーヨガ
美律ホルモンヨガ
ヨガフローリラックス
ボディバランスヨガ
運動量:2.5
ネイチャーヨガ
背中美人ヨガ
肩こり改善ヨガ
全身スッキリヨガ
体幹バランスヨガ
運動量:3
パワーヨガ初級
サウンドフローヨガ
ほっそり二の腕ヨガ
美尻ヨガ
美脚ヨガ
お腹引き締めヨガ
骨盤筋整ヨガ
ボディデザインヨガ
運動量:3.5
ジョイフルヨガ
ヨガフローベーシック
開脚フローヨガ
運動量:4
パワーヨガ中級
エナジーヨガ
運動量:4.5
ヨガアドバンス
運動量:5
パワーヨガ上級
ヨガフローアドバンス
半年から1年以上続けていく中で、体が慣れてきて物足りなさを感じ始めたら、少しずつレッスンの強度を上げて行きましょう。
日ごろ、まったく運動していない人にとっては運動量が1でもキツイです。
それなのに、運動量3のプログラムになると、ヘトヘトです。
それが運動量5のパワーヨガ上級になると、体に大きな負荷がかかるので途中で挫折する可能性が大です。
このレベルになると、インスタラクターでも2本連続レッスンを行うと、その後に2時間は休まないと体力が回復できません。
そのため1日2回レッスンを受けたいなら、運動量の組み合わせを考えて受講しましょう。
『朝:運動量1~2+夕:運動量1~2』
『朝:運動量1~2+夕:運動量3~5』
このぐらいの組み合わせがベストです。
もし、2回連続受けるなら、運動量の低いプログラムを受けましょう。
万が一にも朝に運動量が高いプログラムを2回連続受けるとその日は仕事ができないぐらいに疲れます。
朝と夕など2レッスンの間隔を開けて受けられる人
1日2回のレッスンを受けるなら、朝と夜に分けるほうが良いです。
1年以上続けている人の上手なホットヨガの使い方は、朝起きてすぐに自宅近くで『朝ヨガ』を行い、すっきりした気持ちで仕事に出かけて、仕事終わりの疲れをリフレッシュするために『夜ヨガ』を行うといった使い方です。
体に負荷をかけすぎず、気持ちも楽になるのでおすすめの通い方です。
体調が万全な人
風邪を引いていたり、病み上がりだったり、生理やPMSで体調や精神が乱れている時は止めておきましょう。
当然ですが妊娠中の女性はホットヨガは厳禁です!
使い古された言葉ですが、心と体はつながっています。
ちょっとした疲労感ぐらいならむしろ元気になれますが、風邪のような体の重さや生理でお腹が痛い時に無理してホットヨガに通うことに何のメリットもありません。
あと、当然ですがインフルエンザなどの流行性のウイルスに感染している時は絶対に安静にしておきましょう。
温かいホットヨガにくれば汗をかいて体調が戻ると思っている人が、ごくマレにいますが絶対にそんなことはありません。
それどころか周りの人にとっても迷惑です。
ここまで1日2回のホットヨガを受けるときのコツを話してきましたが、実はそもそもホットヨガを1日2回受けられるのはLAVA(ラバ)だけなんです。
LAVA(ラバ)だけが1日2回のホットヨガを受けられる
実はホットヨガのレッスンを無料で1日2回受けられるのはLAVA(ラバ)だけです。
※より多くのお客様にご利用いただくため、1日のヨガレッスン受講回数に制限がございます。回数はマンスリーメンバーの種別により異なります。
・フリーの各マンスリーメンバー:1日2回
・ライト、4の各マンスリーメンバー:1日1回 (2レッスン目以降は別途1回券[当日券]をご購入いただきます。)
引用:LAVA料金プラン
LAVA(ラバ)以外のCALDO(カルド)、LOIVE(ロイブ)、LalaAsha(ララアーシャ)の場合、
1日に1レッスンまで受講可能。
ただし、空きがある場合に限り2レッスン目以降はプラス1000円で受講可能。
とあります。
つまりフルタイムで受講できても1日1回までしか受けられず、2回目からは別料金がかかるようになっています。
そのため、ここからはホットヨガを1日2回受けるためにLAVA(ラバ)を前提にして話を進めていきます。
ホットヨガを1日2回通えるプランはマンスリーメンバー・フリー
入会の際には自分のライフスタイルを考えて、希望するレッスン頻度を実現できる会員種別を選ぶことがポイントです。
平日、週末、日中、仕事後の夜間を区分せず、1日1回だけいつでも好きに通いたいなら、『マンスリーメンバー・ライト(フルタイム)』がおすすめです。
マンスリーライトプランはフルタイムで通えますが、1日1回という限定付きですが、2店舗まで通えるので職場近くと自宅近くを選んで通えるのがとても便利です。
1日2回通う予定があるなら『マンスリーメンバー・フリー』にしましょう。
『マンスリーメンバー・フリー』の特徴は『全店舗利用可能』で『1日2回』まで通えます。
そのため、朝起きてすぐに自宅近くで『朝ヨガ』を行い、すっきりした気持ちで仕事に出かけて、仕事終わりの疲れをリフレッシュするために『夜ヨガ』を行うといった使い方もできます。
特に日中の仕事が冷房の聞いた部屋でのデスクワークなど体を動かさず、凝ってしまいがちな人にはおすすめの通い方です。
また、東京都内や横浜、大阪などの都市圏には多くの店舗があります。
そのため、都市で働いている人ならなおさらおすすめです。
いつレッスンを受講するかスケジュールを考えて計画的にホットヨガの予約をすべきですが、予約はレッスンを受けたいと思う1時間ぐらい前まで予約は受け付けていますから、『マンスリーメンバー・フリー』ならどこのスタジオでもレッスンを受けられますからあまり気にしなくても間違いなく受講できます。
ホットヨガスタジオLAVA(ラバ)は全国どこのスタジオでも均一で質の高いレッスンを受けられる
LAVA(ラバ)については詳しく書きましたが、LAVA(ラバ)の特徴は、3つあります。
1、インスタラクターの採用試験が厳しい
2、プログラムごとに試験がまた厳しい
3、プログラムは個人でのアレンジは禁止なのでどのスタジオに通っても同じ内容の同じ質のレッスンを受けられる
ホットヨガスタジオによっては、インストラクターに任せきりでプログラムの内容も毎回コロコロと変わることがよくあります。
ヨガは、適当に手足を伸ばしてバランスを取ることが目的ではありません。
呼吸を意識しながらポーズの際に筋肉に気持ちを集中することで体がほぐれ、精神も安定し、気持ち良い爽快感を味わえます。
そのためLAVA(ラバ)は、1つ1つのプログラムが徹底的に考え抜かれていますから安心して受けてみましょう。
ホットヨガを1日2回受けた後の食事
カフェインレス&アミノ酸入りのスポーツドリンク
筋肉を回復させるたんぱく質(プロテイン)
バナナや100%オレンジジュースなどの糖質
マグネシウムを多く含んだ海藻類
ホットヨガを1日2回受けた後に限らず、スポーツで体を酷使した後の食事は同じです。
まずは、失った水分を効率的に吸収するために『カフェインレス』の飲料は絶対です。
緑茶やコーヒーはカフェイン入りで利尿作用があるため飲んでもそれ以上に出て行くので避けましょう。
そして、できればアミノ酸入りにしましょう。
アミノ酸は体内でエネルギー源として利用されます。
バリン、ロイシン、イソロイシンの3つの分枝鎖アミノ酸(BCAA)は、その一部が筋肉内に蓄えられて、ホットヨガによって体を酷使したことによって減少したエネルギー源の回復につながります。
また筋肉そのものを回復させるたんぱく質、今ならプロテインでもOKです。
そして、疲れを取る糖質は欠かせません。
最後に汗から放出されたミネラルを補うためにマグネシウムなどを多く含んだワカメや昆布などの海藻類もしっかり食べましょう。
ホットヨガを1日2回続けて受ける時の必要な持ち物
1、ヨガウェア2着
2、タオル2つ
3、水1リットルを2本
この3つは絶対に忘れないようにしてください。
ヨガウェアなんてどうせ汗をかくのは同じなんだから1着でもいいじゃない?
と思う人もいますが、絶対におすすめしません。
汗を吸い取ったウェアは休憩タイムに急激に冷えます。
これは想像する以上にめちゃくちゃ寒く感じます。
その後に温かくなるとしてもそのタイミングで体調を崩して風邪を引く可能性もあります。
ホットヨガを1日2回続けて受けるときの条件
いかがでしたでしょうか?
ホットヨガがどれほど快感だとしてもまずは1年以上はしっかりとホットヨガを続けてからです。
そして、体調が万全であることは前提です。
それを踏まえても週1回ぐらいなら1日2回のホットヨガもOKです。
毎日続けて1日2回受けるのは絶対にやめましょう。