競争のない楽な業界で働く人の現実

人情味のある商店街が大好きなんて大うそ!

大阪で人情味のあることで有名な商店街に訪れた時のことです。

ランチタイムなので喫茶店で軽食を取ろうと喫茶店に入りました。
そのお店は80年近く続く風情のある老舗の喫茶店です。

私が入店すると、店のオーナーとスタッフの女性が地元の人と楽しそうに話し込んでいました。

案内された4人掛けのテーブルに付くと、冷房からの風が直接当たるかなり寒い席でした。
あまりに風が冷たいので空調の調整をお願いしました。

すると、

女性_不満

空調は動かせないんですよ。
他のお客さんから特に何も言われたことないんですけどね~

と嫌味っぽく言われます。

仕方ないので隣の1人掛けのテーブルに移動して、荷物を置くため、隣の空いてる席に荷物を置きました。

するとまた女性スタッフが言います。

女性_不満

そこに荷物置かれると迷惑なんですが~

男性S

他の方が来たらすぐに、どかしますから。

と言っても、ブスっとした顔でダメだの一点張り。

さらには、奥からマスターが

老人_怒る

狭いのが嫌ならさっきの広いテーブルに行けよ。。

と言う始末。

これまでいろいろなカフェ巡りをしてきましたが、ドトールやスターバックスなどのチェーン店で横のテーブルを利用するのを断られたことはありません。
しかも、何かお客さんにお願いするときは礼儀正しくお願いされていましので、この喫茶店には驚かされました。

チェーン店と地元の個人店を比較するとき、いつも『杓子定規な対応と定番のサービスしかできないチェーン店』と『人情味あふれる接客の個人店』などと言われますが、ハッキリ言って大うそです。

実は個人店ほど排他的で地元の常連客さん以外には冷たいです。
逆にチェーン店は一見さんのお客さんを前提としていろんな人が来ることを想定しているので素晴らしい接客ができる傾向にあります。

これこそまさに、競争の無い甘やかされた環境で経営しているお店とたくさんのライバルと競争しながらサービスを磨いているお店の違いです。
商店街にある老舗の喫茶店と言えば、常連客が付いてるのでよっぽどミスをしないかぎり離れることはありませんので、経営も安定します。
でも、チェーン店は一見さんに選んでもらえるように必死でメニュー、サービスを考えて工夫しています。

だから、その差が売上と利益の差になっているのです。

市場のシェアを50%以上取っている会社の没落

私が以前勤務していた精密機器のメーカーは、分析機器の会社でした。
特殊な光を対象物に当てることで、その対象物の元素をすべて割り出すというかなり特殊な機械です。

そのため、日本における市場はおよそ65%を確保し、社歴は50年以上続く安定した会社でした。
ところが、その会社の7年前の市場でのシェアは80%でした。

たった7年でシェアを15%も落としています。
それでも危機感がありません。

なぜなら2位のシェアの会社のシェアは10%に満たないので圧倒的な差があるからです。
でも、転職で入社した私としては、この尋常ではないシェアの下がり具合に危機感があります。

国内での過去のお客さんの再受注を増やすことと、海外での販売比率は低いので、海外でのシェアを伸ばしていきましょうという提案を上司にしました。

すると驚きの返答が返ってきます。

男性O

うちの会社は海外でもビッグ3の一角を占めてるから大丈夫

初耳でした。
海外でもビッグ3の1つなんだ!

で、シェアはどのぐらいかと聞くと、また驚きました。

男性O

ビッグ3を全部合わせて22%ぐらいだから、うちは6%ぐらいかな


男性D

その程度の比率でビッグ3とか名乗っていいのか!?

実際、この分析機器の業界でビッグ3なんて単語を使っているのはうちの会社だけでした。

あり得ないだろ。。
ビッグ3と勝手に読んでるトップ3社のシェアで22%ってことは、そのシェアは戦国時代と同じだろ。。
日本国内のシェアは下がりつつあり、世界では戦国時代になっている。

それなのに誰も危機感がない。

この会社はシェアが60%を切ったことがなく、国内では常連さんがいるので販売に苦労しなかったのです。
だからみんな惰性になっていました。

売上も利益も徐々に下がり、社内の蓄財もどんどん減っている割に、労働組合の力が強く、給料の引き上げ要求は苛烈でした。
パート社員ですらボーナスをもらい、有給は全部使い、それでもなお、賃上げを要求するこの会社は異常です。

でも誰もおかしいと言いません。

以上

今、2つの事例を紹介しましたが、どうしてこんな異常なお店や会社ができてしまったのでしょう。
それは、競争の無い楽に売り上げを確保できる業界や会社での仕事に慣れてしまったことが原因です。

20代の一番成長できる時期に、競争のない楽な会社での仕事に慣れてしまうと重大な弊害があります。

その4つを紹介します。

競争のない楽な業界での仕事に慣れた20代の3つの弊害

作業をこなすことを仕事と考える間違った癖がつく

20代は良くも悪くも見たもの経験したものをすべて吸収していきます。

20代で『これが仕事だ』と教えられたものが『ただの作業』だった場合、その人にとっては『作業=仕事』と考えるクセが付いてしまいます。

20代で作業をこなすことを仕事と考える間違ったクセが付くと再教育するのは並大抵の努力ではできません。

何も考えず言われた通りに動けばそれでいいんだと勘違いした20代と、
仕事の意図を考えて意図を120%満たすために行動するよう教育された20代では、
その後の人生で圧倒的な格差が開きます。

20代のうちはあまり差は見えませんが、少しずつ大きな仕事にかかわってくると目立ち始めます。
30代になってその差に気づいた時には手遅れです。

だから、20代は苦しくても試行錯誤しながら120%の仕事をこなせる環境に身を置くようにしましょう。
そんな面倒なことしたくない、そう思った方はそれで結構です。

30代を過ぎると、私の言っていたことが理解できるはずです。
残念ながらその時すでに手遅れになっていますが。。

責任は自分ではなく他人にあると考えてしまう

競争のない楽な仕事を続けていると、当然のように失敗することはほとんどありません。
そのため、自分はできる人間と勘違いしてしまいます。

本当に重大な勘違いなんですが、本人は大真面目に自分のことを優秀と勘違いします。

だから、なにかミスがあったり仕事で失敗すると

男性M

自分が失敗するわけがない!
〇〇が悪いんだ!

と責任を外に探してしまうクセが付きます。

これは致命的です。

だって、自分は改善する余地がないと考えているわけですから、20代のうちに責任を他人に押し付けてしまう思考ができあがると、成長がストップします。

20代のうちは、『受けた仕事の責任はすべて自分にある』と教えてくれる厳しい職場に身を置きましょう。
もちろん苦痛です。
逃げ出したいぐらいのストレスも抱えます。

でも、責任が自分にあると思えるからこそ、全力で取り組まざるを得なくなり責任感が身に付きます。

そこで課題を解決できると達成感が得られ、達成感を得るごとに経験が積み重なり、その経験が報酬につながるんです。

収入を1000万、2000万とドンドン上げていきたいと考えているなら、仕事の全責任を自分がもらうぐらいの気持ちで取り組みましょう。

大丈夫です。
そんながんばるあなたを会社が見捨てる訳がありませんし、実際に責任を取るのは上司です。

でも、その気概があれば上司はちゃんとあなたを助けてくれます。
だからこそあなたはより一層、知識と経験が身に付くのです。

自分の限界を低くなってあともう一歩のところを踏ん張れない

競争のない楽な会社での仕事に慣れることの弊害の1つが簡単にうまくできてしまうことです。

そのため、達成が困難な目標をクリアするために全力を出す機会に恵まれないのです。

20代は、自分の限界値をどれだけ大きく高められるかがその後の成長に大きくかかわってきます。

男性2

腕立て伏せをする時、もうこれが限界だと思ったときに、後もう1回だけがんばってみる。
それが限界をさらに高めるコツだ

と言ったのは、ジャイアント馬場さんらしいのですが出典は定かではありません(笑)

20代で競争のない楽な仕事に慣れてしまうと、目標達成のために全力を出す機会がないので、自分の限界を低く見積もってしまって、困難な仕事が来た時にすぐに挫折してしまいます。

ちょうど、2m近くジャンプできるノミを30cm四方のカゴに入れると、30cmしかジャンプできなくなると同じですね。

実は象も同じ現象になるそうです。
小さいころに3mしか動けない鎖でつないでいると、鎖を外しても3m以上遠くへはいけないと思い込んでしまうそうです。

だから、成長期に限界を徹底的に伸ばすほど大変な目標を設定してそこにひたむきにがんばることは、ただの苦行ではなくて、30代、40代になった後に年収を大きく伸ばすチャンスでもあるんです。

さらにこれからの時代は、AIがどんどん伸びていきます。
単調で楽な仕事は人がやるよりもAIが行うようになってきます。

楽な仕事に慣れてしまうと、年収500万円程度の中流階級として生き残れるかどうかも微妙になってきます。

実際に、どこに転職しても優秀な人材と評価されている人を目の当たりにし、その特徴が分かってきました。

そんな稼ぎ続けて、生き残れる人材になれる20代の3つの条件を紹介します。

これから生き残れる人材になれる20代の3つの条件

1、自分で仕事を創造できる人

これから生き残れる人は、自分で仕事を創造できる人です。

例えば、バーベキューをしたいという人はたくさんいます。
彼らはスーパーマーケットで野菜や肉を買って、ホームセンターで道具を揃えて公園に持っていきバーベキューを楽しみます。

特になにも不思議なところはないですよね?

では、ここでちょっと考えてみてください。
あなたならどんな仕事を創造できますか?

こういう時はお客さんの利便性と不満を考えてみましょう。
野菜や肉を買いそろえるのは大変だと気づけば、、野菜やお肉を公園に運ぶサービスを仕事ができます。

年に数回しか使わないバーベキュー道具を一式買いそろえるのが大変と分かれば、貸し出すサービスを仕事としてできます。

ゴミの後片付けが大変と分かれば、後片付け代行サービスも仕事になります。

このようにお客さん視点で考えられるようになることが、新しい仕事を創造できる人になるコツです。

こういった視点は、常にお客さんのことを考えることをクセづけていないとできません。
それこそ、競争の激しいスーパーマーケットやホームセンターだからこそ思いつける仕事です。

2、学び続けることを当然と考えられる人

でもそのためには他業種のことだけでなく、業界の枠を超えて学び続けることを当然と考えられる人でないといけません。

学生時代の学習とは違って、大人になって学ぶことは仕事の『幅』と『深み』を付けるために必要です。

幅を広げることの代表例は、他業種のことを学ぶことや語学など市場を広げることです。
深みとは今行っている仕事をさらに深めるために専門的なことを学ぶことです。

市場が伸びていて、放っておいても売れるような場合は学習はいりません。
何もしなくても売れるんだから営業に注力すべきです。

でも、これからの時代は限られた市場を奪い合う戦争です。
他社よりも違ったサービスを展開できる会社こそ生き残れます。

そのためには学ぶことを当然とする人材であることが必須です。
もし勉強が嫌いだから何も勉強したくないけど、安定した会社に入りたいという人は、公務員になった方が良いです。

3、時代に合わせて変化するのが苦じゃない人

さらに言えば、学習するだけではなく、学習した内容を消化して、時代に合わせて変化できる人でないといけません。

例えば、電車の改札機の製造開発に取り組んでいる人の場合で考えてみましょう。

電車の改札機はインフラ事業ですので、廃れることはありませんが、大きく伸びることも考えられません。

そこで、成長産業のビジネスを始めるためにWebのアプリ開発を始めると聞いたらどう思いますか?
全く畑違いと思いますか?

実はこの2つは極めてよく似ていて、改札機の開発の強みを生かせる仕事なんです。

どこが似ているのかと言えば、プログラミングの技術です。

どちらの仕事にもプログラミングの技術が欠かせません。

でも、一見すると、全く畑違いの仕事ですよね。
もちろん、何もせずにいきなりWebのアプリ開発は無理ですよ。

スマホのシステムを理解したり、開発ルールを学ばないといけません。
でも、できないことはないのです。

こういった、業態の変化をスピーディーに行える人材であることが生き残って稼ぎ続けられる人材の条件です。

20代のうちは、

女性Q

テレビCMのディレクターになりたい!


男性R

絶対にコンサルタントになりたい!


男性I

なにがなんでもスマホのデザイン開発に携わりたい!

とかこだわりが強くあるはずです。
それは主体的に仕事に取り組もうと考えているのでとっても良いことです。

でも、あなたが何をやりたいかということにこだわりを持ちすぎると、市場の変化、時代の変化についていけず、年を取ると頑固おやじになってしまいます。

だから、やりたいことがあっても、市場で求められている仕事を振られたらチャンスだと思って取り組んでみましょう。

20代のうちにできるだけたくさんの仕事に触れることが、あなた自身の仕事の幅を広げて30代で年収を激増させるのに大いに役立ちます。

これは間違いありません。

だから、20代は徹底的に厳しい環境で頑張ってみてください。
逆にそんなに稼がなくて良いから300万円前後で生活できればいいよという人は、ここで書いたことは無視してください。

では、競争のない楽な仕事の会社から脱出して30代でスーパービジネスパーソンになるための方法をご紹介します。

まずは、競争の激しい仕事に就くことです。
転職もありですが、会社で部署異動を出すことが先決です。

新たなビジネスに取り組もうとしている部署への異動を願い出ましょう。
上司に成長したいという思いをぶつけて本気で部署異動したいと伝えてください。

1年以内に部署異動できるなら、その会社にとどまりましょう。

でも、1年以内に部署異動できる見込みが無いなら転職です。

20代の1年はとっても重要です。
飼い殺しにされることだけは避けないといけません。

逆に転職する時に市場調査して伸び盛りの会社を選べば、否が応でもほぼ確実にやりたい仕事に就けますからその方が手っ取り早いのも事実です。

ただ、本気で事に取り組める会社に転職したいなら、退職してから1人で転職活動を行うのではなく、在職中から人材紹介会社(転職エージェント)を活用することがベストです。
私も転職の際はたびたびお世話になりました。

転職にふさわしい時期か、どんな求人があるかを非公開求人なども教えてくれる転職エージェントに相談することを強くお勧めします。

成長のために転職に成功した人の上手な進め方

隠れブラック企業に見切りを
もし、大きく成長したいなら、くれぐれも在職中に転職活動を始めてください。

律義な人ほど退職してからゆっくり転職活動を行おうとしますが、賢いやり方ではありません。
実際に私が人事部にいた頃に転職の面接に来た人の3人に1人は在職中に転職活動をしていました。
その方が転職予定の会社と交渉を有利に進めやすくなります。

でも、平日は仕事なのに転職活動なんてできるわけないと思うかもしれません。
そんな問題は簡単にクリアできます。

転職エージェントを利用することです。
転職エージェントとは、あなたに代わって、あなたにあった会社を調べてくれて、あなたが応募したい会社を連絡すれば書類を送ってくれます。

さらに、面接に日時の調整もしてくれます。
もちろん全て無料です。

転職エージェントについて詳しくはこちらを読んでください。

優秀な転職エージェントはここが違う!見分けるポイントを知れば人生がガラッと変わる

もちろん退会も簡単です。

だから、私のおすすめは今すぐ転職する気持ちになれなくとも、退職してから転職活動を始めるのではなく、辞めたいと思ったときから会社情報を仕入れるために、まだ在職中に転職サイトに登録しておくことです。

在職中に転職エージェントに登録すべき理由は4つあります。

1つ目は、実際に転職を3回経験したので分かりますが、退職までに溜まったストレスや疲労は半端ないためです。
限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなります。

2つ目の理由は、転職せず自宅でゆっくり過ごす生活に慣れると転職へのモチベーションを戻すのは想像以上に大変だからです。

3つ目の理由は、退職後に空白期間を作ってしまうためです。
空白期間が半年を過ぎると次の転職は致命的に難しくなります。

元人事部として本音で語りますが、転職に成功している人は例外なく転職エージェントに登録して、気になる求人情報をストックしておくだけでもおこないましょう。

転職エージェントに登録すると『転職という選択肢』ができて心にゆとりが生まれ、『色々な会社情報』を知っておくことで心が折れて倒れる前に転職という手が打てるようになります。

転職エージェントは登録無料です。
数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。

おすすめの転職エージェントは、経験を活かしたキャリアアップか経験が浅い第二新卒かで違ってきますのでその点を分けて紹介します。

転職活動ぐらい1人でできる!という人は重大な勘違いをしている

転職活動を1人でするものと考えているならかなり時代遅れです。
1人で転職活動をするなんて、面倒で時間がかかる上に、下手したら知らずにブラック企業に応募して同じことの繰り返しになってしまうこともあります。

転職エージェントは、紹介する会社に責任があるので、厳しい基準で掲載企業を審査いています。
だから、ブラック企業は事前審査で省かれるので、知らずにブラック企業に応募するということはほぼありません。
また、あなたに専属の転職のプロであるエージェントが付いてくれて、転職活動についての正確なアドバイスをくれます。

仕事を続けながら転職に成功している人は、間違いなく転職エージェントを活用しています。

ハッキリ言いますが、使わないだけであなたは転職活動で、ライバルから重大な遅れをとっています。

だから、転職エージェントは使ったほうがベターです。

転職って、始める前は難しいイメージもあったり、初めてだと不安だったりします。
でも、転職エージェントはそんな面倒でやりたくないことを全部代理してやってくれます。

転職エージェントを使うメリット

紹介してくれる求人は厳密なチェックを受けたホワイト企業ばかり
転職や面接について適切なアドバイスがもらえる
履歴書対策も行ってくれる
面接の日時も設定してくれる
内定の辞退も代わりに行ってくれる

これだけのことをやってくれるなら転職がうまくいかない方がおかしいです。

転職エージェントに登録する3つのメリット

女性_3つ

1、圧倒的な非公開求人を持っている

転職活動を進めるにあたって重要な要素が「求人数」です。
転職エージェントは一般公開している求人の他にエリアごとに数千社以上の非公開求人を取り揃えています。

応募が殺到しすぎるから、企業戦略上一般公開できない重要求人だからなど、非公開にせざるを得ない魅力的な求人に出会うことができます。

2、実績豊富なアドバイザー

転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
業界や業種によって、転職に必要な情報や知識は異なります。

リクルートエージェントは、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選して紹介してくれます。

その上で、年収交渉も任せられます。
転職エージェントの担当者はとても熱心に転職者を売り込んでくれます。
そのため年収交渉も行ってくれるので希望の年収よりも上がることもよくあります。
元人事部での経験から言っても、書類や面接では伝わらない転職者の良さをしっかりと伝えてくれるので助かりました。

転職エージェントは登録無料なうえに数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。

3、充実した転職サポート

転職エージェントのアドバイザーは、求人紹介をするだけではありません。
提出していただく職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートをさせていただきます。

他にも参加者の80%以上に満足していただいている、転職エージェント主催の各種セミナーや勉強会にも無料で参加可能です。

一度、転職した方ならわかりますが、内定を得る会社も『保険として受けた滑り止めの会社』から『第一志望の会社』までさまざまです。
第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのですが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけませんが、説得されたり何度も連絡が来ると結構ストレスです。
転職エージェントを活用すれば、そのような手間もすべて代行してくれます。

おすすめの転職エージェント2タイプの違い

社会人経験、正社員での経験が3年以上あって、1つの仕事をちゃんとこなせる自信とアピールできる実績があるなら上の3つの転職エージェントに登録しましょう。

転職エージェントは絶対に1社に絞ってはいけません。
私自身も経験がありますが、相性の合わないムカつく対応をする担当者がたまにいます。

自分のおすすめの企業を強引に推してきて、こちらが拒否すると

男性T

そんなにイヤなら自分で探してきてください

とふざけたことを言ってきます。

もちろん担当者の変更もできますが、エージェントに足を運ぶたびにそんな奴と顔を会わせるのも気分が悪いです。
だから1社しか登録していないと、嫌々ながらエージェントの意見に押されがちになります。

でも3社以上に登録していれば自分の意見をちゃんと聞き入れてくれておすすめの会社を紹介してもらえるので、グッと気が楽になります。

それは、フリーターや第二新卒などの経験が浅い人向けの転職エージェントでも同じです。

フリーターや第二新卒などの経験が浅い人は、経験者向けの転職エージェントに登録してもなかなか自分に合った会社と出会えません。

理由は、会社側が即戦力を求めており、教育に時間も予算も割く気が無いからです。

だから、フリーターや第二新卒の方は、教育に予算と時間を割くことを前提としている会社を中心とした方が圧倒的に効率的な転職活動を行えます。

そして、フリーターや第二新卒向けの転職エージェントは、経験者向けの転職エージェント以上にサポート体制、内定率、紹介できる業種が重要です。

この3点が全てパーフェクトに整っているエージェントは残念ながらありません。
だから、あえてこの3社に登録して情報の良いとこ取りを行って転職活動するのが勝ち組の転職方法です。

男性D

そんなことしたら悪い気がするんですが。。

そんなこと悩む必要はありません。
転職エージェントは、転職希望者が掛け持ちしていることなんてお見通しで、掛け持ちを前提として他社と差別化を図るビジネスを行っています。

そうすることで健全な転職業界が成り立っています。
だから堂々と掛け持ちして、転職を成功させましょう。