転職にTOEICって本当に役立つの?
TOEICが英語力を測るのに適していないって聞いたことがあってからTOEICの勉強をすべきか悩んでるんですが実際どうなんですか?
実はそんなことないんですよね。少なくとも転職時にTOEICで700点以上のハイスコアを取っていたらかなり有利ですよ。
特に800点を超えていたら最強クラスです(笑)
え!?そうなんですね!
やっぱり知らなかったですよね。
人事コンサルをやっていると、TOEICのスコアが高いだけで話せるわけでもないと自分自身の価値を思い込みで低く見積もってしまっている事例をよく見かけるんです。
でも、他の会社で自分の英語力がどのぐらい価値があるのかなんて分からないですよ。
そういう時は、リクナビのように、セルフサービスで企業を探す転職サイトに登録するんじゃなく、まずはあなたの英語力がどのぐらい価値があるのかを直接、転職のプロの転職エージェントに相談することがポイントです。
あなたの英語力とこれまでのキャリアに見合った企業があるのかどうかを転職のプロに客観的に見てもらえれば、あなたが思っている何倍の価値にもなることはめちゃくちゃよくあります。
だから、今の会社が楽しくない、仕事がうまくできないと悩んでいるなら、転職サイトではなく、転職エージェントに相談してみてくださいね。
今回は、あまり知られていない転職時のTOEICの影響力とTOEIC800のインパクトを紹介しますね。
転職にTOEICが役立つ5つの理由
1、TOEICはスコアで測れるので人事部としては上司を説得しやすい
たまにTOEICなどの英語の資格を取らずに、履歴書で英語力をアピールする人がいます。
『英語は日常会話なら話せます』
『前職で仕事で英語を使ってました』
などなど。
でも、これって選考の時にとても困るんです。
その理由は2つです。
英語の正確な実力が分からない
英語を話せます!
だけでは、実力が分からないんです。
例えば日常英会話ってなんなのでしょう?
あいさつ程度なのか、旅行で道に迷ったときの交通手段と料金を確認できるレベルなのか分からないんです。
だから、英語力を正確に測る基準が必要になるんです。
その時にTOEICのスコアが非常に役立ちます。
上司を説得できない
採用は書類選考でも面接でも人事担当が選考した後に、上司に転職希望者ごとの評価を伝えないといけないんですが、
英語を話せます!
では、英語力の差が分からないので上司を説得できないんです。
その時にTOEICのようにスコアで明確に区分される資格があると上司の説得が非常にやりやすいんです。
TOEICのスコアが高い人を残して、上司から非難されることはありませんから。
2、TOEICはリアルタイムの英語の実力が分かる
英検などの場合、5年前に取っていると、今現在、英語を使えるのかどうかわかりません。
その点、TOEICは毎月試験が行われています。
だから、リアルタイムの英語の実力が分かります。
そのリアルタイムのTOEICスコアが800超えだったら文句なしで英語を使える人材とみなせます。
3、TOEICにはビジネス英語の言い回しが学べる
英検など他の英語の資格は留学目的や学生向けなので内容がビジネスに向いていないので勉強のやり直しが必要になるときがよくあります。
その点、TOEICは想像以上にビジネスで必要な言い回しが含まれています。
だから、TOEIC対策の勉強を行うだけでビジネスで使える英語をそのまま習得できるというのは非常に大きなメリットです。
4、TOEIC800で話せないというのはウソだというのを知っている
TOEIC800で英語を話せないという人はほとんどいません。
TOEIC800の人が自ら、
英語は聞けるんですが話せないんですよ
という場合があります。
でも、ほとんどの場合、コミュニケーションに問題が無いぐらいにしっかりと英語を話せています。
つまり自分への評価が厳しすぎるだけなんです。
TOEIC800という実力は、ビジネス英語を聞き取れるのにほぼ問題のない実力です。
聞き取れるなら、ゆっくりであれちゃんと相手に自分の意思を伝えられるんです。
その点を勘違いしないでください。
5、TOEIC800を取ると継続できる力があるかどうかが分かる
TOEIC800を取った人は文句なしに継続できる根性のある人です。
大学生の頃、クラブを頑張ったなど、自分の根性をアピールする人がいますが、新卒の学生以外は心に響きません(笑)
それよりも大人になってから頑張ったこと、それもハードルの高いことに頑張ったことの方がよっぽど心に響きます。
その点、TOEIC800は根性と英語力の両方をアピールできるので最強です。
TOEIC800の転職希望者を見た時の人事部のリアルな反応
1、書類選考でほぼ必ず残る
人事部の書類選考の順序を説明しますと、まず転職者の中でダメな候補を切り捨てて行くんです。
TOEIC800の転職希望者を見た時の人
箸にも棒にも掛からぬ人が気軽に応募してくれるのでまずはスパスパと落としていきます。
その時に、TOEIC800を持っていたらほぼ確実に残ります。
残るどころか、輝いて見えます(笑)
大学中退だろうが就職して1年未満の転職だろうが
とりあえず一度は会ってみよう
となります。
人事担当の気持ちを言えば、
すごい人が応募してきてくれた!
となります。
2、面接前から期待値が高まってワクワクする
書類選考を通過して面接に進んだ場合、採用担当の気持ちを言えば、
どんな人なのかな?
とナチュラルの気持ちですが、TOEIC800超えの人の面接になると全く違います。
どれだけ優秀な人なんだろう♪前職の経験でどんな感じで英語を利用したんだろう♪うちの会社でも採用できたらうれしいな♪
など、ほぼルンルン気分です(笑)
3、面接での心証が良ければいきなりポジションのイメージが湧く
面接で心証が良ければ、もう後は採用した後のことを想像してしまいます。
もう1回面接しようかな?採用しようかな?どうしようかな?
と悩むんじゃなくて、
ポジションは1つ上げようか、賃金のランクは高めにしようか♪
などの入社後をイメージして高めのポジションを考えてしまいます。
かなりセキララに、TOEIC800の人と出会ったときのリアルな採用担当の気持ちと企業側の対応を書いてしまいましたが、これぐらいTOEIC800って有利なんです。
だから、TOEIC800を取っていながら今の年収や会社からの待遇に不満のある人は、堂々と転職を考えることをおすすめします。
転職したら待遇が変わるんじゃないか、という不安を持つことも大切ですが、TOEIC800を超えていながら不安に思ってもっと良い会社を探さないというのは、『在職している会社にとって有利』ですが、『あなたのキャリアにとっては不利』です。
気長に独学でTOEICのスコアを上げたいならスタディサプリのTOEIC対策講座を試してみましょう。
2~3ヶ月の短期間で確実にスコアアップさせたいならオンラインパーソナルコーチをお勧めします。
転職に成功した人の上手な転職の進め方
でももし、転職を考えている場合は、くれぐれも在職中に転職活動を始めてください。
律義な人ほど退職してからゆっくり転職活動を行おうとしますが、賢いやり方ではありません。
実際に私が人事部にいた頃に転職の面接に来た人の3人に1人は在職中に転職活動をしていました。
その方が転職予定の会社と交渉を有利に進めやすくなります。
だから、私のおすすめは今すぐ転職する気持ちになれなくとも、退職してから転職活動を始めるのではなく、辞めたいと思ったときから会社情報を仕入れるために、まだ在職中に転職サイトに登録しておくことです。
在職中に転職サイトに登録すべき理由は3つあります。
1つ目は、実際に転職を3回経験したので分かりますが、退職までに溜まったストレスや疲労は半端ないためです。
限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなります。
2つ目の理由は、転職せず自宅でゆっくり過ごす生活に慣れると転職へのモチベーションを戻すのは想像以上に大変だからです。
3つ目の理由は、退職後に空白期間を作ってしまうためです。
空白期間が半年を過ぎると次の転職は致命的に難しくなります。
元人事部として本音で語りますが、転職に成功している人は例外なく転職サイトに登録して、気になる求人情報をストックしておくだけでもおこないましょう。
転職サイトに登録すると『転職という選択肢』ができて心にゆとりが生まれ、『色々な会社情報』を知っておくことで心が折れて倒れる前に転職という手が打てるようになります。
転職サイトは登録無料です。
数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。
おすすめの転職サイトはやっぱりリクルートエージェントです。
私も転職の際はたびたびお世話になりました。
リクルートエージェントに登録する5つのメリット
1、業界最大級の非公開求人数
転職活動を進めるにあたって重要な要素である「求人数」。
リクルートエージェントでは一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。
応募が殺到しすぎるから、企業戦略上一般公開できない重要求人だからなど、非公開にせざるを得ない魅力的な求人に出会うことができます
2、実績豊富なアドバイザー
転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
業界や業種によって、転職に必要な情報や知識は異なります。
リクルートエージェントは、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選してご紹介しています。
3、充実した転職サポート
リクルートエージェントのアドバイザーは、求人紹介をするだけではありません。
提出していただく職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートをさせていただきます。
他にも参加者の80%以上に満足していただいている、リクルートエージェント主催の「面接力向上セミナー」にも無料で参加可能です。
4、内定辞退も受託お任せ
一度、転職した方ならわかりますが、内定を得る会社も『保険として受けた滑り止めの会社』から『第一志望の会社』までさまざまです。
第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのですが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけませんが、説得されたり何度も連絡が来ると結構ストレスです。
リクルートエージェントを活用すれば、そのような手間もすべてリクルートエージェントが代行してくれます。
5、年収交渉もお任せ
リクルートエージェントの担当者はとても熱心に転職者を売り込んでくれます。
そのため年収交渉も行ってくれるので希望の年収よりも上がることもよくあります。
元人事部での経験から言っても、書類や面接では伝わらない転職者の良さをしっかりと伝えてくれるので助かりました。
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