不要になった学生服を、ご自宅のクローゼットやタンスの奥にしまいこんでいませんか?中学校・高校時代に着用した学生服には、青春の思い出が詰まっているため、処分しづらい方も多いですよね。また、具体的な処分方法が分からず、放置している場合もあるかと思います。中古の制服・学生服は、専門の買取店舗に売却することで、必要な方の手に渡らせることができます。この記事では、当店スタッフが、学生服の査定可否や買取相場などについて解説します。

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そもそも「学生服」とは?

そもそも学生服とは、どんな服装を指すのでしょうか。この質問に、瞬時に回答できる方は少ないかもしれません。実は学生服は、時代とともにその意味合いが変化しています。ここでは、学生服の本来の意味や仕様、歴史、学ランとの違いなどについて解説します。

学生服の定義

「学生」服だから、学生・生徒が着用する制服のこと…そう解釈している方は、多いかと思います。事実、インターネット上の記事や広告、折込チラシなどでは男女用の制服を示唆している場合が多いです。しかし、学生服は本来、男子用の「詰襟・立襟」の制服を指しています。

学生服の歴史

学生服の歴史は古く、1873年頃に着用が定められたとされています。主要生産地は岡山県倉敷市で、同市だけで実に約7割の日本国内生産量を誇ります。しかし、2000年代以降は男子制服に「ブレザー」を採用する中学校・高校が増加し、現在の学生服の採用率は、中学校で約7割、高校で約2割という実態です。

「学ラン」との違い

学生服と似た言葉に、「学ラン」があります。学生服と学ランは何が違うのでしょうか?結論からお伝えすると、両者は同じ物です。例えるならば「原動機付自転車」と「原チャリ」のように、同じ物を指すにも関わらず、呼称が2種類あると捉えて問題ありません。

ただし、学生服は一般的に「標準型学生服」を指し、学ランは「変形学生服」を指す傾向もあります。

「標準型」or「変形」学生服

前述した「標準型学生服」と「変形学生服」とは、何なのでしょうか?標準型学生服とは、日本被服工業組合連合会の定める「標準型学生服認定基準」を満たし、認証マークが添付された学生服のことです。全国の中学校・高校の大半はこの標準型学生服を男子制服として指定しています。

一方、変形学生服とは、その名の通り「変形した」学生服のことで、1960年代以降に流行った「長ラン」「ボンタン」スタイルのような学生服を指します。

1970年代中期以降、中学校・高校の校内暴力が社会問題となっており、「長ラン」「ボンタン」スタイルの学生服の着用は、生徒の不良化の兆候とされていました。当時放送されていたドラマの影響もあいまって、変形学生服の人気と需要はますます加速。その結果、各学生服メーカーが一般的な学生服と変形学生服を明確化するため、「認証マーク制度」を発足したとされています。

学生服でも買取依頼できる?

前述の通り、学生服とは男子用の詰襟制服を指します。中古制服の買取市場において、学生服の需要はあるのでしょうか?ここでは、学生服の買取可否や需要、買取相場などについて解説します。

学生服も買取需要アリ

学校制服の買取市場では、メインの取引は専ら「女子」用です。しかし、学生服も一定の需要があります。また、学生服の人気には女子制服とは異なる理由もあります。ここでは、中古学生服が必要になるケースを見てみましょう。

サイズアウトした場合

一般的に、男子生徒の方が女子生徒よりも3年間で体格が変化します。そのため、入学時にピッタリだった学生服でも、1~2年も経たないうちに窮屈になることがあります。中古学生服であれば新品よりもかなり安く販売されているため、卒業までの年数を考慮し、適当なリユース品があれば購入を希望する保護者が多いです。

入学費用を抑えたい場合

中学校・高校の入学時には、制服をはじめとした様々な学校用品が必要となります。制服にも夏服・冬服がありますし、体操服やジャージ、上履き、靴、カバンなども合わせると、一般的には総額100,000円以上の費用がかかります。中古制服なら新品よりも安く購入できるため、入学費用を少しでも抑えたい保護者にとって、中古制服・学生服の需要は高いです。

業者によっては査定NG

制服・学生服の買取専門店のなかには、「女子」制服のみ取り扱っている店舗があります。そのような店舗の場合、学生服の査定自体を依頼できない可能性が高いです。ただ、そのような店舗はいわゆる「性的嗜好」目的で制服を販売していることが多く、安心・安全に制服を売却したい方は避けた方が無難です。信頼できる店舗かどうかについては、「公安委員会から古物商の許可を受けている店舗かどうか」「学生服の取り扱いがあるかどうか」を基準に判断すると良いでしょう。

学生服・制服の買取相場は?

制服・学生服の買取相場は新品の「2割程度」です。学生服なら、公立で10,000~30,000円、私立で20,000~80,000円程度が目安となります。なお、ひと口に学生服と言っても、制服の素材や学校名により買取価格は変動します。インターネットの買取店舗のなかには、サイト内の検索バーに学校名を入力すると、買取価格の目安が検出できるものもあるため、利用すると良いでしょう。

学生服の査定額を上げるコツは?

不要品とはいえ、思い出の詰まった学生服を売却するなら、出来るだけ高額査定を目指したいですよね。制服・学生服の査定額をアップするコツはあるのでしょうか?ここでは、2つのコツをご紹介します。

不要と判断したらすぐ売却

制服・学生服を売るタイミングは、「卒業してすぐ」または「不要と判断したらすぐ」がベストです。なぜなら、中古制服が必要な方は、現在の学校で着用されているデザインの制服を求めるからです。旧モデルになったり年数が経過するほど、高額査定につながりにくくなってしまうため、制服・学生服の買取にはスピード感が大事、覚えておきましょう。

できるだけ「修繕」する

インターネットの専門店では制服・学生服の買取後、必ず販売前にクリーニングに出します。しかし、買取を依頼する前に、ご自身でできる範囲の修繕を施しておくと、高額査定につながりやすいです。シミや汚れは手洗いし、ほつれなども繕ってキレイな状態に戻しておくと良いでしょう。なお、学生服の場合は卒業式で「第2ボタン」が無くなるケースもあるかもしれません。ボタンの予備がある場合は、つけ直しておきましょう。

学生服は「買取」処分がおすすめ

不要になった制服・学生服は、専門店での「買取」処分が最もおすすめです。ここでは、その理由について解説します。

おすすめの理由①

制服・学生服には、以下の処分方法があります。

資源回収してもらう
自治体の可燃ごみに出す
譲る、寄付する

制服の状態が良く、再利用が可能な場合は自治体の「資源回収」に出したり、「譲渡・寄付」したりといった処分方法があります。しかし、再利用できない場合は「可燃ごみに出す」しかありません。なお、ごみとして捨てる場合は、個人情報の流出に注意が必要です。そのまま捨てれば学校名が特定できますし、ネーム刺繍が施されていれば着用者の本名が分かってしまいます。ごみとして処分する場合は、校章を取り外したり、ネーム刺繍を判読不能な状態にするなどの工夫が必要です。

上記の方法で処分した場合は、いずれも収益が発生しません。しかし、インターネットの買取専門店に依頼すれば、不要な制服を処分できるだけでなく、万単位で現金化することができます。ただ捨てたり譲ったりするよりも、かなりお得な処分方法と言えるでしょう。なお、買取専門店での売却も、個人情報が流出する危険性があるのでは?と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、前述したような信頼できる店舗を選択すれば、個人情報はしっかりと管理されるため安心です。

おすすめの理由②

インターネットで制服・学生服を売却する方法は、実はとても簡単です。多くの買取専門店では、制服の「買取キット」「査定キット」を用意しています。それらの専用キットに申し込むと、ご自宅に発送用のダンボールが届きます。そのダンボールに制服を詰めて店舗に送り返せば、買取は成立です。申し込み前の不明点などは、電話以外にもメールやLINEで気軽に質問できます。

おすすめの理由③

メルカリ、ラクマ、ヤフオクなど近年人気の「フリマアプリ」や「オークション」。制服を現金化したいなら、これらに出品すればいいのでは?と思う方も多いかもしれません。確かに、フリマアプリやオークションでも中古制服を出品し、収益を出すことはできます。しかし、前述した主要サイトでは、規約により制服・学生服・スクール水着などの出品を禁止しています。もし規約を無視して出品し、事務局に判明した場合、アカウント停止処分などにもなり得ます。

まとめ:制服・学生服の買取はラミパスへ!

ラミパスで不要な制服・学生服を安心・安全に売却しませんか?「公安委員会許可店舗」で、安心・安全なお取り引きが可能です。累計買取実績は約15,000点、その多くが「ご紹介」と高い顧客満足度を誇ります。セーラー服、ブレザー、学生服などの学校制服はもちろん、スクール水着、給食エプロン、ユニフォームなども買取対象です。他店で買取を断られた商品も、ぜひ一度ご相談ください。お問い合わせは以下のメール、LINEにて随時受付中。皆様からのお問い合わせを、お待ちしております!

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