今はTOEIC200点台だが、いずれきっとTOEIC800点以上を取ってみせる!
そんな人のためにどうすればよいかを詳細に説明します。
TOEIC200点の人の特徴
1,中学レベルの英語を忘れている
肯定文、否定文、疑問文の形
現在形、過去形、未来形などの時制
複数形、単数形
受動態、不定詞
など英語の最も基本的な知識が『抜けている』状態です。
そのため、まずは中学レベルの英語を1から勉強し直す必要があります。
しかし、TOEIC200点レベルの場合、『理解しながら覚える』ことが大切です。
子どもは理屈抜きで覚えることができますが、大人の場合、理解できないものを覚えるのは至難の技です。
そのため、まずは中学レベルの英文法をしっかりと理解しましょう。
高校1年生レベルまでの英文法をしっかり理解して覚えられればTOEICの基礎はできています。
なお、『覚える』というのは、『0.1秒かからずに思い出せる状態』です。
つまり瞬時に思い出せないものは『覚えている』とは言えません。
まずは、そのレベルまでしっかりと英語を復習し直しましょう。
2,基礎を固めるのに時間がかかる
TOEIC200点台の場合の英文法の復習は、英語の学習ピラミッドの一番下の土台に当たります。
この土台の上に、リーディングやリスニングのスキルが付いてきます。
しかし、ピラミッドの最下層の土台は、作るのに時間がかかります。
ゼロの状態から基礎を固めるのでどうしても時間がかかります。
ただ、この頃の英語の勉強は『楽しみ』もあります。
人は『知らないこと』が『分かるということ』に快感を覚えます。
そのため、新しい知識が入っていくことへの快感がモチベーションとなり、次々と勉強が進んでいきます。
逆に『フラストレーション』もあります。
新しい知識が入っていくので自分がドンドン英語ができるようになっていく感覚が味わえて、自信もついていくのですが、それがTOEICの点数として反映されるには時間がかかるためです。
そのため、この時期はモチベーションの維持のためTOEICは受けない方が良いでしょう。
3,TOEIC800点を超えるための期間
TOEIC800点を超えるためには2つのコースがあります。
半年で800点を目指す短期コース
2年で800点を目指す長期コース
オススメは半年の短期コースですが、必然的に1日の勉強時間が長くなります。
そのため、長期コースも併せて説明します。
TOEIC200点の人の最初の目標:目指せ500点!
まず、TOEIC500点とは、英語の基礎をしっかり身に付けたレベルです。
ここまでは短期コースなら3ヶ月、長期コースなら半年で到達しましょう。
短期コース(3ヶ月)
英語の文法と併せて、単語を覚えましょう。
文法の本はこちらがオススメです。
大岩のいちばんはじめの英文法
ただし、TOEIC200点台の場合、最初は講義を聞いて学んだ方が理解しやすいです。
そのため、3ヶ月間だけ期間限定でスタディサプリTOEICを利用することをオススメします。
併せて、単語を覚えます。
スタディサプリTOEIC対策コースなら、単語もこのアプリだけで完結しますが、もし手元に単語帳を置いて学びたいという人なら、TOEIC500点台までは、こちらの本を使いましょう。
TOEICに毎回のように登場する448語が載っています。
3ヶ月なら2ヶ月を覚えることに集中し、1ヶ月を復習に使うなら1日10個覚えれば十分です。
長期コース(半年)
文法、単語ともに短期コースと同じです。
TOEIC200点台の場合、最初は講義を聞いて学んだ方が理解しやすいです。
そのため、半年だけ期間限定でスタディサプリTOEICを利用することをオススメします。
特に長期コースの場合、モチベーションの維持が1つのカギとなります。
そのため、自分でテキストを読んで学ぶとなると挫折する可能性がありますので、スタディサプリTOEICを利用したほうが良いでしょう。
単語については、半年あれば3ヶ月で覚えて、2ヶ月+1ヶ月の復習期間を考えると、1日5個覚えれば十分です。
TOEIC200点の人の目標:目指せ800点!
3ヶ月で800点を超えるためには、やるべきことは次の4つです。
1,英語を英語の語順で考えられる英語脳を作る
英語を返り読みせず、英語の語順で考えられる英語脳を作ると、英語の長文を読む速度が一気に加速します。
また、リスニングでも飛躍的に聞き取りの力が向上します。
日本の英語教育の弊害として返り読みを推奨しているため、日本人はリーディングもリスニングも苦手になっています。
まずは、英語脳を短期間で作ることがポイントです。
短期間に英語脳を作る
&
1日2時間以上を英語の学習に当てる覚悟がある
以上の条件を満たすならスラッシュリーディング(区切り読み)が最適です。
スラッシュリーディング(区切り読み)は英語脳を作る目的で作られた教材で、実際に管理人である筆者もこのスラッシュリーディング(区切り読み)のおかげでTOEICの点数を400点以上に引き上げることができました。
スラッシュリーディング(区切り読み)に使う素材は、アメリカのニュース番組を使うことがTOEICのスコアを上げるコツです。
2,ネイティブの英語のスピードを聞き取れるようになる
ゆっくりと話すネイティブの英語を聞いても意味はありません。
常にネイティブのナチュラルスピードの英語を聞くようにしましょう。
最初は速いと感じるでしょうが、すぐに慣れます。
少し荒行ですが、オススメのリスニング上達法は、ネイティブの1.5倍から2倍の速度の英語を聞くことです。
ネイティブの1.5倍から2倍の速度の英語を常に聞いているとナチュラルスピードが、非常に遅く感じられます。
そうなるとTOEICの英語など簡単に解けるようになります。
3,TOEICの文法問題を0.1秒で解けるようになる
TOEICの文法問題の練習をしましょう。
オススメはこちらです。
この本を1冊徹底的に行えば、文法問題に関して、他に何もする必要はありません。
この本に出てきた問題は『0.1秒で正解が分かる』ようにし、
他の選択肢が『なぜ誤りなのか』まで分かるようにしましょう。
短期コース(3ヶ月)
TOEIC500点から800点までをたったの3ヶ月で到達できるの!?
と思ったかもしれませんが、基礎ができれば後は3ヶ月で300点アップはできます!
ただし、ここからの点数アップはかなり時間的、体力的に厳しくなってきます。
まず1日の英語の勉強時間は3時間を確保してください。
そのうち2時間をスタディサプリTOEICに当ててください。
そして、残りの1時間を単語にかけましょう。
3ヶ月で上記2冊を覚えきりましょう。
各1120語収録されていますので、合計2240語ありますので、1日50語覚える必要がありますが、やりきればTOEICのスコアは劇的に上がります。
長期コース(1年半)
1年半かけて、短期コースと同じ内容を行います。
ただ、1年半かけられるため、英語の勉強は1日1~2時間ぐらいで続けましょう。
スラッシュリーディング(区切り読み)は1日1時間でOKです。
残り30分~1時間を単語と文法に時間を当てましょう。
4,いきなり英会話教室に通わない
英語を話せるようになりたいから英会話教室に通うというのは、一見、正しいようですが、ほとんどのTOEIC200点の人にとってはただの時間とお金の無駄です。
日本にはずっと以前からたくさんの英会話スクールがあって、テレビCMでも電車の吊革広告でも英会話スクールが溢れていますよね。
でも、その割に英語を話せる日本人がほとんどいないのがその証拠です。
日本人が英語を話せない1番の理由は無駄な英会話教室に入会することだと確信しています。
では、TOEIC200点の人が英会話教室に通うとどんなデメリットがあるのかを紹介します。
TOEIC200点の人が英会話教室に通う3デメリット
初心者(TOEIC600点以下)には費用対効果が悪い
英会話スクールは1レッスンあたりの価格が安い所で2,500円前後、高いところになると8,000円にもなります。
1レッスンは40-50分ですので、英会話を学習する目的を絞って集中して勉強しないととてもロスの多いことが分かります。
英会話の1レッスンの価格はこんなものだろうという思い込みがあると1レッスンが2,500円だと『安い』と錯覚してしまいそうですが、違いますよ。
英会話教室に通う目的は、英語を話すためではなく、英語を習得するためです。
そのために1レッスンが2,500円は初心者には非常に費用対効果の悪い投資です。
英会話教室に通うと英語を勉強した気分になる
英会話教室に通う重大な欠点が週1回、レッスンに通っているだけで英会話の勉強をできている気分になることです。
英会話の勉強は週1回ではなく毎日継続しないと効果がありません。
そのため、英会話教室で学んだ後、毎日何を学ぶのかを明確に分からないなら通ってはいけません。
ネイティブは英会話のプロであって、勉強法のプロではない
ネイティブが英会話のプロであることは当然です。
ネイティブですから。
しかし、ネイティブは英会話のプロであってもあなたに英会話を教えるプロとは限りません。
つまり、日本人が英会話を学ぶ際につまづくポイントをちゃんと把握しており、学習を進めるコツを先に教えることができるかどうかがポイントですが、英語の学習法を教えられる英会話教室は聞いたことがありません。
そのため、TOEIC600点以下の初心者は英会話教室に通うのはお金をムダにしてしまいます。
TOEIC200点の人が英会話を学ぶ際の3つの落とし穴
英会話教室の言い分は、2つあります。
英語はコミュニケーションなので単語を覚えて文法を学んでも相手が何を話しているのかを聞き取って理解できなければ役に立ちません。
だから、限られた時間の中で確実に英会話でのコミュニケーション力をアップさせるには英会話教室に通うのが最も効率的です!
聞こえた英語に対して頭で考えずに反射的に口から英語が飛び出すレベルにまで上達するには、ネイティブと何度も話すことが1番の近道ですよ。
果たしてそうでしょうか?
一見正論のようですが、実は大間違いです。
英語を学ぶには段階があるのです。
TOEICは意味がない!
以前から、TOEICのスコアが低い人ほど、『TOEICで高得点を取っても意味はない』言いますが、実は大いなる誤解です。
TOEIC800点まではTOEIC対策に集中しましょう。
英文法や基本的な単語を覚えないまま英会話の勉強を始めると、最初はスムーズに実力は伸びていきます。
しかし、ある時にパッタリと成長が止まりそれ以上、英会話が伸びなくなります。
それは英語の基礎力がないためです。
こちらが英会話の成長速度です。
そのため、英語の基礎力が身につくまでは徹底的に基礎に集中してください。
その基礎が『TOEIC800点』です。
TOEIEC800点は一般的には高得点ですが、ビジネス英語のゴールではなく、ビジネス英語のスタートラインです。
ましてや人気の企業に入社して海外との仕事の取引で英語をペラペラと話せるようになりたいなら英語力の基礎体力がやっと着いたというレベルです。
英会話教室に通うのが1番効率が良い
英会話で行うことは会話(アウトプット)です。
会話(アウトプット)をスムーズに行うためには覚えること(インプット)が先です。
そのため、覚えること(インプット)を飛ばして会話(アウトプット)を学ぶために英会話教室に通うことはとても費用対効果の悪い投資になるのです。
英会話教室で初心者向けに話す英語は非常に簡単な英文です。
例を出しますと、こんな感じです。
『He came back to Tokyo.』
発音を書くと
『ヒイケイバットゥトーキョ』
となります。
こんな簡単な英文を10前後、聞き取るために英会話教室で2500円以上かけて1レッスンに通うぐらいなら市販の教材でシッカリ聞き取れるようになってから通う方がよっぽどコスパが良くなります。
だから、英会話をできるようになるには会話(アウトプット)前に覚えること(インプット)が大事という点をシッカリと理解して下さい。
英会話教室はTOEIC800点を超えてから通うようにしましょう。
英会話スクールはアウトプットの実践の場所として活用するととても費用対効果が高くなります。
勘違いしないでいただきたいのは英会話の学校に通うと、直接欧米人と話す機会が得られることは大きなメリットですよ。
ただ、それはTOEIC800点を超えてからという条件付きです。
初心者がとりあえず英語学習をしたいから英会話スクールのビジネス英語でも習っておこうと考えて通うのはただの自己満足にすぎません。
たくさんの英語教材をこなす方が良い
英語教材で数をこなす方が良いのは上級者です。
初心者(TOEIC600点以下)は、厳選した1~2冊の教材を徹底的に使い倒して下さい。
たくさんの英語教材をこなせば、たくさんの表現方法を学べて、語彙力も増えます。
しかし、初心者(TOEIC600点以下)に大切なことは、まずは英単語を聞こえたら、スムーズにその意味を思い出せることです。
特定のシチュエーションで特定の言い回しを覚えて使えるようになることです。
そのため、自然と英語が口から出てくるぐらいまで同じ教材を徹底的に使い倒しましょう。
自然と英語が出てくるほどの英語力を身につけたければ、単語だけでなく、聞き取れるリスニング力、繰り返し話せるスピーキングの練習。
この全てが一連の流れで勉強できる英語の教材を選ぶことです。
さらに理想を言えば、英語を教えてくれる人がいて、その人があなたにあった最適な1冊をチョイスして英語の学習方法からしっかりと教えてくれることです。
英語を教えてくれる人はたくさんいますが、理論立てて教わらないと時間のムダになります。
TOEICのスコアを3ヶ月で150点以上の上げる勉強法
1,第二言語習得理論に沿って英語の学習を行う
英語の学習はすでに科学的な方法が確立されていることをご存知でしょうか?
それが第二言語習得理論です。
10数年前までの英語の学習と言えば、英語が得意な人がポジショントークで書いていた英語の学習法が広まっていました。
だから、人によって学習方法がバラバラで効果が出る人と出ない人が混在していました。
しかし、今は脳と言語の習得に関する研究が確立し、第二言語習得理論という母国語とは別の言語を習得するための方法がしっかりとできあがっているとてもラッキーな時代です。
だから、間違った学習法を取らなければ、半年以内で十分に800点以上のスコアは目指せます。
そのために、まずは第二言語習得理論に沿って学習できる環境が絶対必須です。
だから、いきなり英会話教室に通うのは間違いで、第二言語習得理論に沿った英語のコーチングスクールに通うことがベストアンサーです。
2,第二言語習得理論に沿った英語のコーチングスクールに通う
第二言語習得理論に沿って英語を指導するコーチングスクールの数はまだまだ少数です。
その中でも結果を出すほど続いているスクールも少数です。
その中から厳選したスクールが次の3校です。
英語のコーチングスクールでは、アメリカ人やイギリス人のような外国人とおしゃべりしたりしません。
TOEICのスコアを上げるため
英語を話せるようになるため
こういった目的のために今のあなたに欠けている部分を補うために学ぶべきポイントを伝え、文法や発音で修正すべき点を教えてもらうスクールです。
先生は全て『英語を母国語とせず、英語をできるようになった日本人』に限られていますので、今のあなたと同じ悩みを乗り越えて英語ができるようになった人たちばかりです。
だから、アドバイスもとても説得力があります。
そんな英語のスペシャリストから2~3ヶ月にわたって、学習が進んでいるか、悩んでいる点が無いかを二人三脚で英語の学習をサポートしてくれるサービスが英語のコーチングスクールです。
そのためかなり覚悟して本気で学ぶ必要がありますが、とても費用対効果の高いサービスです。
ただ、英語のコーチングスクールは、通う必要があるので、残業や休日出勤などで移動がなかなかできない人には難しいサービスです。
そんな人はオンラインの英語のコーチングサービスのスタディサプリENGLISHパーソナルコーチプランを試してみてください。
毎日チャットでコーチに学習の進捗状況を報告しないとけないというプレッシャーはなかなか大変です^^;
価格は英語のコーチングスクールの5分の1以下ですから気軽に始められる点も大きなメリットです。
インフルエンザやコロナウイルスが心配で人が集まるところに外出したくないという人にもおすすめです。
オンラインとはいえ、毎日コーチに報告しなければいけないというプレッシャーのおかげでハッキリと成果がでるのでコーチングサービスを受けるかどうか悩んでいる人は一度、試してみることをおすすめします。
3,2~3ヶ月は英語の学習に毎日2時間以上かける
第二言語習得理論のおかげで効率的に英語を習得できるようになったとはいえ、学習時間の絶対的な量は必要です。
でも安心してください。
一生ではありません。
1日2~3時間の学習×2~3ヶ月
キレイごとは言いません。
これだけの時間は必ず必要です。
何かを学ぼうとする時、短期集中は想像以上に効果があります。
逆にダラダラと1年も2年もかけてダラダラと学習すると英語を習得するまでに挫折します。
でも短期集中で英語力を上げ、TOEICのスコアを伸ばせるからこそ転職や就職に使えるんです。
英語は『理解』も大事ですが、数学のように複雑なことは何一つありません。
慣れるためと覚えるための繰り返しという地道な作業をできる人が英語を習得できます。
確実に英語の実力を上げたいなら英語のコーチングスクールが確実
どうしても短期間でトレーナーが付いて、強制的に英語の実力を上げたい!
そういう人こそ、英語のコーチングスクールへ通いましょう。
料金は1ヶ月で15万円、3ヶ月だと50万円前後します。
でも、5年も10年も英会話スクールに通って合計100万円以上も支払ってお金を無駄にするのに比べれば、短期集中で徹底して英語力を上げる方がよっぽどコスパが良いです。
特に学生のうちに英語力を上げておけば、就職してから大事な仕事を任せられたり、海外出張のチャンスも手に入れられます。
その経験が年収アップや転職でのキャリアアップにつながることは間違いないので50万円なんてすぐに元を取り返せます。
だから、まずは英語のコーチングスクールがどんなものなのか自分自身で体験に行ってチェックしてみましょう。
でも、そんなにお金が無い!
という人にお勧めしたいのが、スタディサプリTOEICのパーソナルコーチプランです。
スマホさえあれば英語のコーチとチャットでやりとりしながらTOEICのスコアを上げるサービスです。
実際に私の知人も体験して1か月半で135点アップさせました。
その様子を見ていてこれは本物だと確信しました。
価格も3ヶ月コースで68,000円ですので、英会話スクールと比べても比較にならないぐらいに良心的な価格です。
学生さんでも気軽に始められるので迷っているならスタディサプリTOEICのパーソナルコーチプランを試してみてください。
人生が大きく変わります。