弁理士試験の合格、おめでとうございます!
合格率5~7%という日本最難関の資格に突破し、弁理士試験に合格されたあなたは、まちがいなく人生の勝ち組の一員です。
平成27年合格率 6.6%
平成28年合格率 7.0%
平成29年合格率 6.5%
平成30年合格率 7.2%
弁理士の平均年収は760万円と、日本人平均441(平成30年)万円と比べると、かなりの高給です。
日本の平均年収:http://heikinnenshu.jp/country/japan.html
ところがよく見ると分かりますが、弁理士の年収は577~1,003万の幅で広がりがあります。
また、大企業の弁理士と小企業の弁理士では年収に250万円もの差が出ています。
生涯賃金にいたっては、1億4835万円もの差となります。
弁理士の平均年収:http://heikinnenshu.jp/shi/benrishi.html
その理由は、案件規模の大きさです。
案件規模が大きい大企業、大手の事務所ほど売上が大きく、その分、年収に反映されますが、小企業、小規模の事務所ほど売上も小さく年収は低くなります。
どうすれば大手事務所に勤められるのか?
どうして大手事務所の案件は大きいのか?
そこを詳しく解説したいと思います。
他の資格に比べて英語の必要性が高い弁理士業務
弁理士業務は、他の資格に比べて英語の必要性がとても高いのが特徴です。
その理由は2つあります。
1、国際特許紛争
2、国内の外資系企業
1、国際特許・商標紛争
特許や商標などは、国ごとでの届け出を行う必要があります。
もし、発明した商品や考えた商標を日本だけにしか申請していなければ日本でしか権利の主張ができません。
そのため、世界の国々での申請が必要となります。
また、似たような発明はどこでも行われているため、どちらに権利があるのかという争いも日々起こっております。
そんな国際的な紛争は知的財産権を取り扱う弁理士以外はなかなか起きません。
2、国内の外資系企業
日本は経済的な影響が低下しているとはいえ、いまだに世界3位の経済規模を誇っています。
そのような日本には世界中から外資系企業が進出してきています。
外資系企業の特徴は、権利などの知的財産にお金を惜しまないという点です。
しかし、外資系企業は英語が社内公用語となり英語で話し、英語で取引を行います。
そのため、外資系企業と取引をしたければ英語ができることが必須となります。
大手の弁理士事務所に就職したいなら英語が必要
しかし、国際的な紛争や外資系企業との取引となるとどうしても大手の弁理士事務所に仕事が集中します。
1、大手の弁理士事務所は海外の紛争も取り扱っている
小規模の事務所の場合、人手不足のため海外にまで手が回らず、どうしても国内の小規模案件ばかり扱うことになります。
しかし、大手の弁理士事務所は積極的に海外との知的財産紛争を取り扱います。
そのため、大手の弁理士事務所に勤務すると世界的レベルで仕事の経験を積むことができるようになります。
一度、ぜひ大手の弁理士事務所の求人票をご覧ください。
必ずと言っていいほど、『英語ができる方希望』と書いています。
その時、事務員でも良いという注釈もあります。
つまり、理想としては弁理士で英語ができる人を希望だが、ほとんどいないので、事務員での募集を行っているというのが実情です。
だから、弁理士&高い英語力は、年収を上げる一番の近道なんです。
2、大手企業ほど国内だけでなく海外にも知的財産の申請を行う
支払いの金額が大きい大手企業ほど海外への知的財産の権利の申請を行います。
それは当然、グローバル市場を見据えているためです。
大手企業は、社外の大手の弁理士事務所と契約を行う時もありますし、直接弁理士を雇用するときもあります。
直接雇用されると、大手企業の福利厚生をそのままに、ビジネスを肌で感じながら経験を積みあげることができるというとても大きなメリットがあります。
そのためには、資格だけではなく英語力があることが必須です。
弁理士の就職・転職のために必要な英語力
実際にどの程度の英語力が必要になってくるのか?
弁理士に合格後は最低TOEIC800点以上の英語力を身に着けましょう。
TOEIC800点以上の根拠は、海外部門や国際部門に配属されるのに必要な英語力のラインとして800点以上が多く、ここが1つのラインになるためです。
しかし、英語力が必要と言っても、新しく弁理士に合格したあなたは仕事を覚えるのに忙しく、英語の勉強にかける時間はありません。
そのため、英語力を磨くには、無駄な勉強をせず効率的に英語力を磨く必要があります。
また、単に『英語ができます』という人よりも、明確に『TOEIC800点です』と言えるように数字で実力を示せる人の方が就職、転職にとても有利です。
TOEIC800点を取るにはどのぐらいの時間をかければよいのか?
現在のTOEICのスコアが500点と仮定した場合、1日3時間、集中して正しい勉強法で行うなら3か月です。
意外と短いと感じたかもしれませんが、事実です。
毎年11月に最終的な合格発表があります。
しかし、論文の合格が決まれば口述の合格率は9割を超えていますので、論文の合格が決まったら1日4時間の勉強を始めましょう。
毎年9月に論文の合格発表があります。
この直後から英語の勉強を始めれば翌年の1月までの4ヶ月あれば、TOEICで800点以上を取ることは十分に可能です。
そのために、最短最速で英語力を上げながらTOEIC800点以上を取る方法を紹介します。
英会話の勉強法と言ってもレベルによって必要な教材や勉強法は大きく違います。
初心者をレベル別に細かく分けると、次の通りです。
基礎的な文法が理解できていない
英語の単語を覚えていない
英語の発音を覚えていない
英会話が苦手な初心者ほど必要な英文法の理解ができていないまま、単語だけつなげて話す練習を行って、英文法をおろそかにしがちですが、結果的に上達に時間がかかります。
英会話のレベルを上達させ、英語を話せるようになりたければ、文法の理解が大前提になります。
そのためまずは、英語の単語を覚える前に、英文法を時間をかけてしっかりと理解しましょう。
英語の単語を覚える学習は、英文法の勉強をすすめてからです。
あせらずとも英会話は必ず上達します。
では、英会話をできるようになるための英語の勉強法を説明します。
英会話の初心者は英語の文法を学ぶ
日本人が英会話を上達させたいなら最初は文法の学習と理解に集中
英語と日本語は全然違うものだとは分かっていますが、具体的になにが違うか言えますか?
日本語は『助詞』で意味を伝える言語ですが、英語は『順序』で意味を伝える言語です。
例)私は犬にエサをあげました。
この日本語を次のように言い換えても意味は通じます。
私はエサを犬にあげました。
意味が理解できる理由は、日本語は『助詞(て、に、お、は)』で意味を伝える言語だからです。
この日本語を英語に訳しましょう。
例)I gave a feed to a dog.
順序を入れ替えてみましょう。
I gave a dog to a feed.
『私は犬をエサにあげた』???
意味不明になってしまいました。
このように、英語は順序を守って使わないと意味が通じない言語なのです。
この順序が文法です。
だから英会話を上達したいなら最初に基礎として文法をしっかりと理解して覚える必要があります。
英語の文法が上達した先のゴールは英文法を意識せずに使えるようになること
英語の文法は頭で理解してようやく第一歩です。
頭で理解するとは、
現在完了形なら、
『主語 + have + 過去分詞』
のように覚えているレベルです。
ところがほとんどの英語の初心者は、このレベルの理解で満足して上達が止まっています。
英会話で話せるようになるには、自然と正しい英語の順序で口から出てくることが絶対条件です。
そのためには、文法を
『主語 + have + 過去分詞』で理解した後は、このまま覚えるのではなく、
『He has gone to Japan.』
のように英文で覚えることです。
文法の勉強は英文を使って繰り返し練習しながら覚える
文法の練習で、『主語 + have + 過去分詞』の理解ができたら、すぐに英文にとりかかります。
英文の意味を理解しながら覚える勉強法は英会話を上達させるカギになります。
その際、理想は単語も簡単な単語を使うのではなく、日常の英会話やビジネスで使う英単語で英文を作ることです。
そして英文の英語の発音を何度も聞いて、発音と併せて覚えてしまう勉強法が、英会話で使える文法を身につけるための最強の文法の学習法です。
つまり、文法を学習すると同時に、日常の英会話やビジネスで使う英単語を用いて、併せて発音も記憶することで文法の学習をしているはずが、気づいたら単語のレベルも発音のレベルも上がっているという相乗効果を生むことができます。
ただ、英文の中で使用できる単語にも限りがあります。
また、英会話の初心者の場合は、不足している英単語を単語帳を使って、覚える方が時間的にもムダになりません。
英単語は瞬時に思い出せるレベルまで復習する
単語は英語から日本語を覚える
英単語を覚える時は、最初に英語を見て日本語を言えるように学習します。
『え、でも英会話を話せるようになるには文章を組み立てられるようにしないといけないから、
日本語から英語をできるように勉強しないといけないんじゃないの?』
と思うかもしれませんが、英語の単語を覚える労力を数字で表してみましょう。
英語⇒日本語を3とすると、
日本語⇒英語は7になります。
だから同時にできるように勉強すると10の労力がかかってしまいます。
英語学習は効率的に進めないと時間がかかり、モチベーションが下がってしまいます。
英語の勉強を始めた最初の頃は、焦ること無く英語⇒日本語をしっかりとできるようになりましょう。
英語⇒日本語をマスターした後に、日本語⇒英語を学習すると労力は3程度で済みます。
次に日本語から英語を覚える
くれぐれも日本語⇒英語を覚えるのは、英語⇒日本語をマスターした後です。
英語を見て瞬時に英語の意味を思い出せるぐらいまで上達したら、日本語から英語をできるように勉強します。
同じ単語帳を使って行いますが、できれば英文法の復習も兼ねて、学んだ文法で日本語を英語に組み立てる練習を行うと一石二鳥です。
今、英語の初心者でこれから英会話を学んでいこうと考えている人にとっては、最初は大変に感じるかもしれません。
でも、順序立ててすすめて行くと想像以上にスムーズに進みます。
ただ、英単語も英文法も結局は覚えることに1番、時間をかけることになります。
そのため、英語学習の7割は覚えるということにかかっていることを理解しましょう。
だから、覚えるための工夫が必要です。
1日6回×週6回を繰り返す
英文法も英単語も覚えられないという人は、繰り返す回数が少なすぎます。
2~3回、繰り返して覚えただけでは瞬時に口から出てくるほどのレベルには達しません。
英語の教材がなんであれ、1日6回×週6回、これが英語を自然と口から出てくるレベルに高めるためには必要です。
1日6回というと大変そうですが、
- 朝食前
- 通勤中
- 昼食時
- 帰宅中
- 夕食前
- 寝る前
これだけ繰り返せば6回になります。
この6回は意味を理解しているか確認しながら発音を意識しながら口に出して唱えることです。
せいぜい各回10分を限度にしましょう。
これを1週間繰り返してようやく人は覚えられます。
それぐらい人の脳は記憶できない作りになっています。
ここまで英文法と英単語を覚えたらいよいよ本格的なスピーキングの練習です。
スピーキング力を上達させる
1シーンに1英文をセットに英文を作って繰り返して覚える
スピーキングと言うと、言いたいことを自在に英語に訳せて口から出てくるようにする練習だと思っているかもしれませんが、違います。
1シーン=1英文で覚えていくことです。
例えば、レストランで注文するならこの英文、自己紹介ならこの英文、のように1シーンごとに1つの英文を自分で作って覚えていくのです。
『それじゃあ、応用が効かないじゃないか』
という意見もありますが、半分はその通りです。
決められた英文を理解せず覚えるだけでは、ちょっとシチュエーションが変わると応用は効きません。
ところが、1つの英文をしっかりと理解し、記憶していると、その英文を変形させれば良いだけですので、スムーズに英文を組み立てられて口から出てきます。
英語を話せる人は毎回、頭の中でゼロから英語を組み立てているわけではありません。
いつも使っている英文を元にして変形させているだけです。
その変形に必要なスキルが文法と単語です。
だから、真面目に文法と単語を勉強していれば実際にスピーキングの練習を始めた時にとてもスムーズに習得できます。
逆に、サボっているとスピーキングの練習の段階でとても苦労し、やり直すことになります。
英語の学習で最大のポイントは『英語の学習を継続するモチベーション』を持ち続けられること
英語は習得まで、時間がかかります。
少なくとも1日3時間時間を取れても3ヶ月から半年です。
それだけ継続できないと、英語力は身に付きません。
だから、上達できるための工夫が必要です。
なによりも英語の勉強を挫折する理由が、『モチベーションの維持の難しさ』です。
その大変さが、英語の勉強を挫折させる大きな原因になります。
ご自身で英語の学習をしたことのある人なら経験があると思います。
体調を崩したり、仕事が忙しかったり、疲れていると、人は簡単に学習を中断してしまいます。
そして、1日遅れ、さらに2日遅れと繰り返していくと、気づいたら英語の学習を挫折し、もう一度、英語の学習を始めようというモチベーションも出てきません。
でも、あなたが悪いのではありません。
それが人の本質です。
自分1人では限界があるんです。
それがスポーツでも同じです。
だから、オリンピックに出場できるような一流の選手ほど必ず『コーチ』がいます。
そこで本気で英語を習得したい人におすすめしたいのが、英会話のコーチングスクールです。
確実に英語の実力を上げたいなら通学タイプのコーチングスクールが確実
トレーナーが付いて、強制的に英語の学習の管理してくれて、どうしても短期間で英語の実力を上げたい!
そういう人は、英語のコーチングスクールへ通いましょう。
英語を自力でマスターしたコーチから直接英語の学習法と英語を学べるというのは大きすぎるメリットです。
目の前にいる人に学習報告をする必要があると緊張感が違います。
その分、英語の学習を続ける動機になるので確実に英語の成績は上がります。
料金は1ヶ月で15万円、3ヶ月だと50万円前後します。
でも、5年も10年も英会話スクールに通って合計100万円以上も支払ってお金を無駄にするのに比べれば、短期集中で徹底して英語力を上げる方がよっぽどコスパが良いです。
特に学生のうちに英語力を上げておけば、就職してから大事な仕事を任せられたり、海外出張のチャンスも手に入れられます。
その経験が年収アップや転職でのキャリアアップにつながることは間違いないので50万円なんてすぐに元を取り返せます。
だから、まずは英語のコーチングスクールがどんなものなのか自分自身で体験に行ってチェックしてみましょう。
特にPROGRIT(プログリット)は東京と大阪を中心に校舎が12校あり、遠方で通えない人向けにオンラインでのコーチングもやっています。
もちろん申し込む前の無料相談&カウンセリングもオンラインで受けられるので、コロナの影響で外出できない人でも大丈夫です。
特に申し込む気が無くても、PROGRIT(プログリット)では、無料説明会で英語を習得するための理論を図で分かりやすく説明してくれるので、何をすべきかがとても明確になります。
大きな声では言えませんが、ぶっちゃけ情報をもらうという目的で無料相談を受けるのもおすすめです(笑)
TOEICだけでなく英会話のコーチングもあるなど目的に応じたサービスがあるので、ぜひ一度体験してみてください。
自宅で確実に英語の実力を上げたいならスタディサプリTOEICパーソナルコーチプラン
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スマホさえあれば英語のコーチとチャットでやりとりしながらTOEICのスコアを上げるサービスです。
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その様子を見ていてこれは本物だと確信しました。
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