やりたい仕事がなくて、とりあえずバイトでお金にも困っていないからゆっくり正社員になる道を探そうと思っていたら、あれ??

正社員に就職できないまま学生を終えてもう5年になるぞ。

もうすぐ30才が近づいてきた時、ふと焦ります。

『あ、これってヤバイんじゃないのか』

でも、正社員として働いた経験がまったくなかったり、あったとしても半年や1年で辞めてしまっていたら人よりも優れたスキルなんて持ってないしどうやったら就職できるんだろう。

実はそんな悩みを持っている20代の男性、女性からの相談がとても多いんです。
でも、安心してください。

あなたはとても運がいいです。
20代であれば未経験であっても8割以上の確率で、また30代であっても5割以上の確率でフリーターを卒業して正社員になれる方法をご紹介します。

今回は、フリーターから正社員に『本気で』なりたいと思っている人のための完全マニュアルを作りました。
ぜひ熟読して正社員への切符を手に入れてください。

厳しいフリーターの現状

フリーターとは?

フリーターという単語はよく使われますが、まずはその単語の定義がブレてはいけませんので内閣府の資料から引用してみました。

「フリーター」とは,男性は卒業者,女性は卒業者で未婚の者とし,(1)雇用者のうち勤め先における呼称が「パート」か「アルバイト」である者,(2)完全失業者のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者,(3)非労働力人口で家事も通学もしていない「その他」の者のうち,就業内定しておらず,希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
引用:内閣府 『平成26年版子ども・若者白書(概要)』

分かりやすく言えば、正社員以外の非正規雇用、時間給で働いている人、期間雇用で働いている人のことです。
ただし、学生を除くということですね。

問題は『希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者』も含まれているという点です。
希望してパートやアルバイトなどのフリーターになる人は、いわゆる主婦などが該当します。

今回の記事は『希望して』フリーターになっている人は対象から外しています。
正社員になりたいけどなれないのでフリーターを続けている人が対象です。

増え続けるフリーター

非正規社員の数の増加
引用:労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

非正規の職員・従業員、いわゆるフリーターは2007年から一貫して増加しています。
企業としてはフリーターの人を自分の会社で雇うことは人件費を抑えて利益を上げる意味でもメリットが大きいからです。

しかし、フリーターからすると会社で正社員と変わらない仕事を行っていてもアルバイトであるというだけで職務経歴上、『仕事の経験』とはみなされませんので、何年働き続けようが、次の職を探す時に自分をアピールする専門的な知識や経験として使えないのは非常に大きなデメリットです。

フリーターの年齢

年齢別の非正規職員の内訳
引用:労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

2017年女性フリーターの割合
15-24才:9.1%
25-34才:13.3%2017年男性フリーターの割合
15-24才:17.6%
25-34才:13.8%

34才以下の若年フリーター層は女性で22.4%、男性で31.4%を占めています。

そしてよく見てほしいのですが、35才以上のフリーターの割合です。

女性のフリーター全体に占める35才以上の割合は77.6%
男性のフリーター全体に占める35才以上の割合は68.6%

フリーターと言えば若い人たちが多いというイメージがあるかもしれませんが、意外なほど35才以上の割合が高いのです。
この数字をしっかりと目に焼き付けてください。

どうしてここまで35才以上のフリーターの割合が高いのか。
その理由は『20代までにフリーターから正社員になるのに成功しなかったから』です。

大学を卒業して新卒が一番、正社員になりやすいタイミングです。
でも、フリーターとして働き始めると、責任が軽く、気楽に活動できる一時的な居心地の良さに危機感が薄れます。

その結果、30才を過ぎてしまい、二度とフリーターから正社員になれなくなってしまうのです。

会社の人事部から見たフリーターの印象

会社の人事部として採用にたずさわり続けた経験から言いますと、仮に同じ28才の男性で正社員で転職を希望する人とフリーターから正社員として転職を希望する人の場合、勝負になりません。

絶対に『正社員で転職を希望する人』を採用します。

もし資格を取っていたしても、フリーターであるという理由だけで、経験のない人を雇う意味がないと切り捨てます。
事実上、『フリーター』という単語は、『正社員になれなかった人』という情報が人事で共有されているのが実情です。

でも、実は20代ならまだなんとでもなるんです。
20代なんて、どの会社でもどんなに優秀な人材でも入社してまだ数年です。

その程度の期間で大活躍できる人はほとんどいません。
スーパーエース級の活躍をする人ももちろんいますが、ほとんどの20代は、やっと上司の補佐的な仕事ができ始めたというレベルが多いです。

本人は仕事ができている気分になっているかもしれませんが、キャリアとしては全然未熟です。
それでも会社としては受け入れて、ゆっくり育てていこうと考えているんです。

その理由は『まだ20代なんだし』という日本企業特有の優しさです。
この優しさのおかげで20代ならフリーターから正社員になるチャンスはいくらでも転がっています。

それが30才を過ぎると話は大きく変わります。

フリーターのまま30代を迎えると正社員になるのはほぼ絶望

30才を過ぎると、さすがに会社としても仕事を取ってきて、上司のアドバイスや相談が無くても1人でできるよね。

と期待します。

しっかり頑張って、自分で勉強して、成果を出してね。

そう考えます。

大切に育てる期間は20代で終わりました。

30代からは実りの時期で、今まで大切に育ててあげた分、会社に利益という果実を落とす時期なんです。

だから、30代で未経験のフリーターというのは会社は大きく期待はずれなんです。
もう、採用するメリットがなにもないんです。

フリーターと正社員はこんなに違う

では、フリーターと正社員はどれぐらい差があるのかを見ていきましょう。
なんとなくフリーターでも大丈夫じゃないのかなと思っている人はすぐに目を覚ましてください。

1,フリーターと正社員の年収

まず『学歴雇用形態別の収入と年収』のグラフを見てください。

学歴雇用形態別の収入と年収
引用:労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

このグラフは、高校卒と大学卒ごとの正社員とフリーター(パート・アルバイト)の年齢別の年収を比較しています。

注目すべきは、フリーターの年収の上昇率と正社員の年収の上昇率の差です。
フリーターの場合、100万前後からスタートして、40-44歳でも150万-200万程度の年収で頭打ちになります。

ところが、正社員の場合、200万-300万からスタートして500-650万まで上昇しています。

この正社員とフリーターの年収の格差を表したものが下の『正社員と正社員以外の雇用形態間賃金格差』です。

正社員と正社員以外の雇用形態別賃金格差
引用:労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

これは正社員の年収を100とした場合のフリーターの年収を数字でグラフ化したものです。
20代のうちはまだ正社員とフリーターの年収格差は80-82程度なので、あまり差は感じません。

ところが、35-39才で『65』、50-54才になると『49』まで落ち込みます。
なんと、フリーターは正社員の半分程度の年収しか稼げないのです。

これが端的に表現されているのが、『正規、非正規の職員・従業員の仕事からの年間収入階級別割合(2017年)』です。

正規社員と非正規社員の年収比較
引用:労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

年収のボリュームゾーンを見ると、非正規の職員・従業員は200万以下が男性で55%、女性で80%と大半を占めています。
ところが、正規の職員・従業員は男性が300万以上、女性でも200万以上がボリュームゾーンになっています。

これだけ大きな差がつきますので、フリーターのまま一生を過ごすと年1~2回の旅行や美味しいものを食べに出かけたりすることも難しいぐらいに厳しい生活を送らないといけません。
もちろん結婚したり、子供をつくることなどできません。

親のスネをかじって、親の年金を当てにして、親が亡くなるとジ・エンドです。

でも正社員は真逆です。
安定した収入のおかげで結婚や子育てもできます。

土日の休みの日には美味しいものを食べたり、旅行に行ったりもできます。
その別れ道が20代で正社員になれるかどうかです。

2,雇用の安定

期間雇用やフリーターの雇用形態は正式には、『期間の定めのある雇用』と言い、正社員の雇用形態は正式には、『期間の定めの無い雇用』と言います。

この『期間の定めの無い雇用』はとても大きな意味があります。

使用者からの申し出による一方的な労働契約の終了を解雇といいますが、解雇は、使用者がいつでも自由に行えるというものではなく、解雇が客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない場合は、労働者をやめさせることはできません(労働契約法第16条)。解雇するには、社会の常識に照らして納得できる理由が必要です。

例えば、解雇の理由として、勤務態度に問題がある、業務命令や職務規律に違反するなど労働者側に落ち度がある場合が考えられますが、1回の失敗ですぐに解雇が認められるということはなく、労働者の落ち度の程度や行為の内容、それによって会社が被った損害の重大性、労働者が悪意や故意でやったのか、やむを得ない事情があるかなど、さまざまな事情が考慮されて、解雇が正当かどうか、最終的には裁判所において判断されます。また、一定の場合については法律で解雇が禁止されています。
厚生労働省:労働契約の終了に関するルール

つまり、社長が正社員を解雇しようとしても極めて高いハードルがあるため気軽にはできません。
会社の経営状況が悪くなって整理解雇したいと思っても、整理解雇のための下記の4条件をクリアしないと解雇できないという非常に守られているのが日本の正社員です。

  • 人員削減の必要性
    人員削減措置の実施が不況、経営不振などによる企業経営上の十分な必要性に基づいていること
  • 解雇回避の努力
    配置転換、希望退職者の募集など他の手段によって解雇回避のために努力したこと
  • 人選の合理性
    整理解雇の対象者を決める基準が客観的、合理的で、その運用も公正であること
  • 解雇手続の妥当性
    労働組合または労働者に対して、解雇の必要性とその時期、規模・方法について納得を得るために説明を行うこと

厚生労働省:労働契約の終了に関するルール

ところが、フリーターなどの非正規雇用は、雇用契約期間が満了すると『当然に』雇用が終了し、その次の日から無職になり、収入が途絶えます。

3,福利厚生

年次有給休暇や産休、育休制度もフリーターや期間雇用は適用外というのが日本の慣例です。

慣例というのは、法律的に年次有給休暇や産休、育休制度もフリーターや期間雇用は適用外とはなっていないのですが、事実上、日本の会社でフリーターや期間雇用は適用外となっているということです。

ということは、請求すれば有給休暇も取れます。
産休、育休制度も会社の就業規則に定められていれば取ることができます。

でも、実際は取れません。
なぜでしょう?

考えてみてください。
あなたが社長とすると、『有給休暇が欲しい』と言ってきたフリーターを次もまた雇いたいと思いますか?

契約を延長して、また働いてほしいと思いますか?
そんな面倒な要求をしてくる者よりも従順な者を雇いたいと思いませんか。

フリーターである人もその事をわかっているんです。
だから、契約を切られるぐらいなら有給などは申請しない方がマシと考えて我慢しているはずです。

でも正社員になったらそんな我慢は一切いりません。
いつ休みを取るかという同僚に対しての気遣いは必要ですが、必要以上に遠慮することはありません。

4,社会的信用度

フリーターやアルバイトなどの期間雇用はいつ職を失って、収入が途絶えるか分からない不安定な雇用です。

だから、絶対にローンは組めません
下手したらちょっと良いマンションに住むこともできません。
審査で落ちますから。

それだけ社会的に信用されていないのがフリーターやアルバイトです。

さらに男性の場合、結婚する時に女性の実家に挨拶に行くと、間違いなく反対されます。
正社員になってから来いと言われることは間違いありません。

贅沢するつもりがないからフリーターやアルバイトでもいいや

そんな考えの人は実は社会から大きく信頼を失っているので何かやりたいことをやるのにも大変な苦労をしてしまうことを知っておきましょう。

フリーターから正社員への就職が難しい3つの理由

1,ビジネスマンとしての基礎的なビジネスマンマナーを知らない

人事として採用面接に関わっていたので実感としてよく分かるのですが、社会人経験のない人やフリーターの期間が長かった人はちょっと話すとすぐに分かります。

それぐらいビジネスマナーに差があるんです。
そして、ビジネスマンマナーを知らない人を雇うのは会社としては、とっても大きなリスクなんです。

100歩譲って、社内で粗相しても指導すれば済みますが、お客様の会社に行って信頼を失うことをしてしまうと売上がダウンして経営が傾きます。

かと言って、忙しい人事が社内で1からビジネスマナーを教える時間ももったいないんです。
だから、最低限、ビジネスマナーを持っていないと面接で絶対に見抜かれて落とされます。

2,仕事で活かせるスキルや経験が無い

企業が人を雇う理由は、長期的に見て、その人が会社で役に立つと思うからです。

特に新卒以外の20代半ば以後の転職の場合は、雇うからには何かしらのスキルや経験が求められます。

フリーターは、責任の無い誰でもできる仕事、責任はあったとしても非常に軽い仕事のため、『スキル』や『経験』とはみなされません。

そのため採用候補者の選考対象にすらなりません。
応募してきている他の人と比較されることなく不合格が確定するのです。

3,知らずにブラック企業に入社してしまう

これだけ厳しい就職事情なので、なんとかして正社員になろうと焦りだすと、ブラック企業から足元を見られます。

『1回遅刻するごとに給料10%カット』
『無断欠勤1回で解雇』
『ノルマを達成できなければ罰則金10万円』
『売りきれなかった在庫は社員で買い取り』

などありえない条件を言われても我慢しようとしてしまいます。

でも、そんなブラック企業に就職できても長続きせず数ヶ月で退職してしまい、結果的にキャリアを汚して、また正社員になりにくくなります。

でも、そんな20代のフリーターにチャンスが到来しています。

フリーターが正社員になれる2大チャンスが到来

1,若年人口減少による人材の採用難

人口ピラミッド2015
総務省統計局が発表した2015年の人口ピラミッド

一目瞭然なぐらいに40才以下の年齢が少なくなっていることが分かります。
とくに20-30才までの新卒、第二新卒世代の年齢が非常に少ないのが特徴です。

そのため、20代の若手を採用してじっくり教育して使える人材になってほしいと考える企業は、強烈に20代を採用したがっています。

でも、優秀な20代の社員は大手企業に取られて残っていません。
だから、フリーターでも良いから採用して、しっかりと教育しようという会社が急増しています。

2,団塊の世代の一斉退職による人材難

年齢別の非正規社員の割合の推移
引用:労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

もう1つが、団塊の世代の一斉退職による人材難です。
団塊の世代とは戦後の1945-54年に生まれた人たちです。

彼らはすでに定年に達して、退職し始めていますが、企業としては人材が足りないので延長して働いてもらっているのが日本の現状です。

とこらが体力が落ちていく人たちをこのまま延長して働いてもらうわけにも行きません。
そのため若手の人材採用が急務になります。

その時に20代のフリーターです。

正社員の経験どころか働いたことすら無くても良い。
うちでしっかり教育するから来て欲しい。

このような想いで20代を採用したいという会社は激増しています。

だから、よく見てほしいのですが、2015年から15-24才と25-34才若手の年齢の『非正規職員・従業員の割合』が減っていっていることがわかります。
減った人はどこへ行ったのか?

もちろん正社員になっています。
では、彼らはどうやって正社員になれたのか?

フリーターが正社員になるには3つの方法があります。

フリーターが正社員として就職するための3つの方法

1,求人雑誌などで自力で探す

手軽なようで結果的に、一番非効率で収入や待遇で損をしてしまう方法です。
求人雑誌は駅前に置いていますし、新聞の折り込みチラシにも求人はたくさん掲載されています。

ただし、それらの求人は誰もが目につくため、応募が殺到し、採用する企業側の方が強い立場になってしまいます。
そのため、収入は最低に抑えられ、有給休暇や年間休日数、社員研修などの福利厚生も期待できません。

また、求人雑誌に掲載される会社にはブラック企業も多く、せっかく採用されてもまたすぐに離職する可能性もあります。

そのため、一番手軽なようでいて、5年、10年というスパンで考えると結果的に一番損をする方法です。

2,転職サイトを使う

次にリクナビネクストなどの転職サイトを使うことです。
リクナビネクストは、日本で最も求人数の多いメディアです。

そのため、どんな企業が求人をかけていて、どんな待遇なのかをチェックするためには最適です。
フリーターから正社員になりたいと考えているなら、まずはそういった求人の応募条件を見て、自分を磨くという方法で使えば非常に役立ちます。

ただし、リクナビネクストは、『正社員から正社員への転職』には向いていますが、『フリーターから正社員への転職』はあまり向いていません。

その理由は、リクナビネクストは自分のスキルと経験を自分自身で売り込む、セルフサービスの転職活動だからです。

フリーターの場合は、どれだけ長期間勤めても経験やスキルとみなされません。
そのため、フリーターの場合、リクナビネクストで応募するとどうしても不利になります。

そのため、おすすめはフリーター専門の転職エージェントを活用することです。

3,フリーター専門の転職エージェントを活用する

転職エージェントは大きく次の2つあります。

すでに経験とスキルのある人を支援する転職エージェント
経験とスキルが不足している人を支援する転職エージェント

フリーターが使うべき転職エージェントは『経験とスキルが不足している人を支援する転職エージェント』です。

正社員として長く働いて経験とスキルのある人が使う転職エージェントの役割は次の3つです。

1、あなたのスキルと経験がより魅力的に伝わるようにアピールしてくれる
2、面接の日程を調整してくれる
3、内定の受諾、拒否の一切を代行してくれる

しかも、無料で行ってくれます。
これだけでも非常にメリットが大きいのに、『経験とスキルが不足している人を支援する転職エージェント』は、これに加えて、『フリーターが抱えている問題』を解決するためのサービスも付け加わっています。

フリーターから正社員になるため転職エージェントの4つのマル秘サービス

1,ビジネスマナーを教えてくれる

アルバイトのビジネスマナーと正社員のビジネスマナーは全然違います。
アルバイトだと『っス!』と言えば、敬語として扱われます。

そのため、とりあえす元気よく『了解っス!』と言っておけば可愛がられます。
でも、正社員でそんなことするとビジネスの取引を解約されてしまいます。

アルバイトの使う敬語は丁寧語の略語だけです。
でもビジネスでは、尊敬語と謙譲語の使い分けをキレイにできて一人前です。

さらに、

メールの件名や冒頭の書き方
送り状の書き方
スーツの着こなし方
時候の挨拶
名刺交換の方法
などなど

マナーよりも仕事ができることの方が大事だと思いますか?

違いますよ。
フリーターの経験しかない若造が無礼な態度を取ったら、そもそも仕事すらさせてもらえません。

20代は徹底的にビジネスマナーを体に染みつかせることが正社員への道です。
このような知らないと恥ずかしいでは済まされないビジネスマナーをみっちり叩き込んでくれます。

2,業界情報を教えてくれる

フリーターはアルバイトの経験しかないので、実際の社会で行われている業界の情報はほとんど知りません。

テレビや雑誌などで見る表面的な情報を鵜呑みにして知った気分になっているだけです。

でも、正社員になりたいなら就職しようとしている業界についてしっかりと情報収集しないといけません。

フリーター専門の転職エージェントは、その点も把握しています。
だから、就職したいと考えている業界についての勉強もしてくれます。

表面的な情報だけでなく、その裏側の苦労や収益を上げる仕組みなど詳しく教えてくれるので、面接のときに業界の研究をしてきたことをしっかりアピールできて面接で非常に有利になります。

3,履歴書の書き方や面接の書き方を教えてくれる

アルバイトの応募
新卒社員の就職
アルバイトから正社員への転職
正社員の転職

この4つの就職活動、転職活動で履歴書の書き方はバラバラで全然違います。
一番難しいのが、『アルバイトから正社員への転職』です。

スキルとしてみなされないのに書くものがないからスキルとして書くしかない
経験としてみなされないけど空白にするわけにいかないから職務経歴として書くしかない

このような矛盾を抱えながらも自分をアピールした履歴書を書かないと書類選考で落とされます。
だから、何をどう書けばよいのかはプロである転職エージェントに相談する方がはるかに正社員への近道です。

また、面接での話し方、服装、目線など面接官が注目しているポイントに合わせて面接で合格する方法も教えてくれます。

実際に模擬面接も実施してくれるので1人で本を読みながら面接対策を行うよりもはるかに実践的な面接のスキルが身に付きます。

4,書類選考を省ける

フリーターにとって正社員への就職の一番の大敵は書類選考です。
書類選考で9割落ちると言っても過言ではありません。

だって、経験もスキルも無いんですから企業からすると面接する価値すらありません。
だからフリーターは書類選考でほとんど落ちます。

書類選考で落とされるなら、どんなに面接対策を行っても無意味です。

でも、安心してください。
フリーター専門の転職エージェントの中には、書類選考を省いていきなり面接から始められるシステムのある転職エージェントもあります!

これだけで他のフリーターが正社員になろうとするよりも10倍以上正社員になりやすくなります。
書類選考を省いて直接、起業と面接できる転職エージェントについては2社あり、この後に詳しく紹介いたします。

5,ホワイト企業のみの案件を持っている

フリーターになってしまう原因の1つが、ブラック企業への就職です。
初めての就職でブラック企業へ就職すると会社に対して不信感を持ってしまいます。

エンドレスに残業が続く
残業代が出ない
土日出勤を強制される
怒声、罵声ば響く

このような環境に居れば当然、疲れて心が病んでしまいます。

でもフリーター専門の転職エージェントなら、ホワイト企業しか紹介されません。
なぜなら転職エージェントが会社を1社1社訪問し、見学した上で、福利厚生や給与、待遇についてしっかりヒアリングし、大丈夫と確信した会社のみを紹介してくれるからです。

あなたが今、何の経験も無くても怖がることはありません。
ちゃんと会社があなたを一人前の正社員に教育してくれることを確約してくれる会社だけを紹介してくれます。

会社はあなたが経験もスキルもないことをよくわかっています。
だからこそ、研修の制度がしっかりしているんです。

今、やりたい仕事と少し離れていても、まずは正社員になりましょう。
正社員になった後にキャリアアップやキャリアチェンジなどはいくらでもできます。

でも、フリーターのままだと一生、自分のやりたい仕事に就けません。

では、お待たせしました。
私が心からお勧めできるフリーター専門の転職エージェントを2社ご紹介します。

おすすめの転職エージェント

20代でフリーターから正社員を目指す人

20代でフリーターから正社員を目指すなら間違いなく登録すべき2社が『JAIC(ジェイック)』と『就職Shop』です。

JAIC(ジェイック)

ジェイック(JAIC)は20代のフリーター、未経験、既卒、大学中退からの正社員への就職の支援を専門とし、未経験を前提としている人材を正社員として就職してもらうための様々な工夫がなされている日本でも珍しい転職エージェントです。
就職の成功率が80.3%、入社1年後定着率は94.3%という非常に優れた数字をだしています。

絶対に正社員になりたいと考えているならJAIC(ジェイック)に登録すべきです。

就職Shop 安心のリクルートが運営

併せてもう1つ登録しておくべきは『就職Shop』です。
リクルートが運営している20代の若者向けの転職サービスです。
ジェイック(JAIC)と同じく書類選考無しで面接できるので、経歴やスキルは問われません。

また、提案される企業は100%取材した企業の求人なので安心です。
ジェイック(JAIC)は営業職の紹介の割合が高いのですが、就職Shopは紹介される求人の業種や職種の偏りが少ないという点が大きな違いです。

そのため、正社員にはなりたいけど、どうしても営業をやりたくないという人は就職Shopがおすすめです。

30代でフリーターから正社員を目指す人

ハタラクティブは30代のフリーターや正社員経験ゼロの人でも利用できる人材紹介会社です。
30代の年齢でも書類審査通過率91.4%、内定率80.4%と非常に優秀な数字です。

でも30代になったらとにかく急いで下さい。
30才をすぎたら1日遅れるごとに正社員になれる確率が下がっていくと思ってください。

だから今すぐバイトは辞められないけどとにかく正社員になりたいと思っているなら今すぐ登録しておきましょう。
とりあえず正社員になるための情報をゲットしておくぐらいは今日中にやっておくことです。

まとめ:フリーターから正社員を目指すなら覚悟を持って今すぐ動く!

今日までフリーターだったことを嘆いても仕方ありません。

20代ならまだまだ全然チャンスはあります。
とにかく正社員になりたいなら早くフリーター専門の人材紹介会社に登録すべきです。

登録したからと言って紹介された会社に絶対に就職しないといけないということはありません。
内定をもらったからと言って絶対に承諾しないといけないということもありません。

ただ早く動くことです。

どうしようかな~とか悩んでる場合じゃありません。

フリーターの期間が1日伸びるだけで生涯年収で大損していると思ってください。
1年遅れると生涯年収で言えば100万から200万円以上の差がでます。

だから、思い立ったら今すぐ登録して正社員になる道を歩んでください。
フリーターのまま30代を迎えると正社員になるのが本当に難しくなります。

絶対に20代のうちに正社員になってください。

また、これから転職を目指す方はjobuddy+(ジョバディ)の利用もおすすめです。転職サイトとエージェントのいいとこどりをした転職サービスとして、自分のスタイルに合わせて活用することができます。ぜひチェックしてみてください!